とりとめもなきことなれど…♪

昨夕、ヘアカラーをしました。
市販の白髪染めを使って自分で、ですけどね。
白髪の出方って人それぞれですけど、私の場合は顔周りとか襟足とか生え際が主です。
顔周りの白髪を放置しておくと顔が大きく見えちゃったりするから困る。
ほぼ毎回部分染めって感じで伸びた部分だけ染めてます。
それでも以前はね、３週間弱くらいの間隔で部分染め、少なくとも２～３か月に１回は全体染めで色味のバランスをとるようにしてたんですよ。
ところが今年はねぇ…。
全体染めは２月下旬にしたのが最後かな…。
コロナ感染症予防のために自粛が求められて外出の機会がググッと減り、未だに用心のために不要の外出はしないようにしているから、人に会う機会がホントにホントに少なくなった。
それで白髪染めのほうもついつい手を抜いちゃって…ってことに。
顔周りの白髪が伸びて三毛猫のようなアタマになっているよりは、きちんとカラーリングしてあるほうがいいってわかってはいるんだけど
そろそろちゃんと全体染めもしなきゃだなぁ。
そういえば、先週のオンラインレッスンのまえにトモコさんとも話したんだけど、在宅ワーク中心になってからメイク用品が減らなくなったって。
そうよねぇ、人に会うことがなければスッピンで ですもん。
じつは私も、１回だけ、うっかりすっぴんでレッスンにでかけちゃったことがありました
もちろんちょっとしたメイク直し用に最低限のものは持ち歩いてるから事なきを得ましたけどね。
以来、近所のスーパーばかりでなく書店があるショッピングモールに行くときもスッピンにマスクで出かけるようになっちゃいました。
ある意味、マスクって心強い味方よね

金曜日のアンサンブル…ちょっとお喋り…♪

え…っと、今週の火曜日だったかな、夜、テレビ朝日の『アメト～ク』の特番があって、“踊りたくない芸人”とやらいうコーナーがありました。
過去にも“運動神経悪い芸人”などいろいろとやっていて、楽しみに観ています。
“踊りたくない…”も１～２年前にもやっていました。
彼らがなぜああいう動きをしてしまうのか、なぜあんな動きになるのか、というより、たったあれだけのことがなぜ出来ないのか、いつもとぉ～っても不思議です。
もちろんそこに作為や悪意はないので、毎回素直に爆笑しながら楽しんでますけどね
で、昨日のバレエ・アンサンブルのレッスンのとき…。
「あの、踊りたくない芸人、観ましたよ」
とヨウさん。
あ、私も見た、その、ある意味、スゴいよね…。
「あ～、でもテレビ観ながら一緒にやってみたんですけどぉ…、あんなもんでしたよ…」
「え゛…っ」
「２番プリエみたいにしゃがんで脚上げるってのがありましたよね…、あれ、足だけならいいんですけど、手まで一緒に動かせってなるとワケわかりません…」
「え゛…っ」
なんか…ちょっと…ちょっと…あれぇ…。
「ってことは、チューチュートレインは動けてないな…」
「ムリですね…っていうか、何をすればいいんですかね…」
「あ～…ねぇ…、んじゃパーフェクトヒューマンは…」
「ぜんっぜん、ワケわかんないです」
「ってことはヘビーローテーションは…」
「分かるわけないじゃないですか…、やってみる気にもなりません …で、縄跳びダンスは試してみたんですけど、１歩前に出たあとなんで元の位置に戻れてるのかがわかりませんでした…」
あらぁぁぁ…
でもヨウさん、バレエのレッスンではそこそこ動けてるよね。
いかに基本の≪基≫、初級の≪初≫レヴェルとはいえ、いろんな動きをきちんとやれてる
エシャッペ→エシャッペ→ルティレ‐パッセ→シュススー
なんて、パーフェクトヒューマンよりずっと難しいんだけど、それはちゃんと出来てる
う～ん、この違いってなんなんだろね。

水曜日のアンシャンテで、肩や腕…♪

振り付けを始める前にポール・ドゥ・ブラを。
プレリュードを踊るには柔らかな腕の動きも大事よ。
柔らかく揺蕩うような、そよぐような自然な曲線を描く動き。
ブラ・バからドゥミ・スゴンドに柔らかく腕を煽る動きを左右交互に８回→両腕同時に煽る動きを４回→肘下を優しく外旋させる動きを左右交互に８回→両腕同時に外旋させる動きを４回→両腕同時に外旋させながら高さを変えていく動きを４回→…………
高い位置で両腕を外旋させる動きは、周りにいるものたちを誘うように、あるいは鼓舞するように、そんなイメージよ。
「…ふへぇぇぇ…」
「…せ、センセェ…、肩、回んない…だめ…」
え゛…あ、あれ…
あぁ、もしかしたら肩甲骨が動かしづらくなってるのかもねぇ。
ちょっと肩や腕のストレッチしよう。
両腕を頭の上に思いっきり吊り上げたり、左右に大きく開いたり、そして肩甲骨を背骨に向かって引き寄せたり。
胸の前に両腕をのばして指を組んだら、肩甲骨の間と指先とで引っ張り合いをしたり。
ゆっくり呼吸しながら肩甲骨周りを動かしていく。
「ほら、腕がさっきよりも後ろに引けるようになったじゃない」
「あ、ほんとだ、少しだけ…」
「うん、少しずつでいいのよ、ちょっとずつ解していけばね」
それに、プレリュードの練習を重ねれば表現と腕の動きの関係とかいろいろ分かってくるから、そうなれば動かせるようになるわよ

水曜日のアンシャンテ、今週からは…♪

今週からアンシャンテ原宿バレエ＆ダンスでは、大人クラスの希望者限定で“ヴァリエーション講習会”を開講。
各クラス担当の講師が用意した課題曲を毎週丁寧に練習していきます。
私が担当している水曜クラスは『レ・シルフィードより“プレリュード”』です
「プレリュードの動画を探して観てみたんですけど、先週までのレッスンで予習させて下さってたんだなって部分があって…」
「うん、あの部分は重心の移動とか切り替えが大事なところだから、先にちょっとね」
「振り付け、楽しみだなぁ…」
うん。
でもその前にきちんと通常のクラス・レッスンを。
センター・レッスン。
バットマン・タンジュ、グラン・バットマン、プリエ＆ルルヴェ、それからアレグロを…。
アンシェヌマンはシンプルに。
右脚後ろ→右アッサンブレ→右５番タン・ルヴェ→左アッサンブレ→左前５番タン・ルヴェ→右にグリッサード→右ジュテ→左ジュテ→右アッサンブレ⇒左アッサンブレ→左前５番タン・ルヴェ→…………
見本を見せながら順番の説明をして、
「ね…っ」
「あ゛～、グリッサード→ジュテ→ジュテ…のあと…」
「アッサンブレ」
いいわね…、ではどうぞ
… … … … … … … …
あららぁぁぁん…
ふたりともぉ…、もっと跳びましょうよぉ…。
「… …　… …」
「こう…、ただ“足を踏み替える”んじゃなくてさぁ…、ジュテは両脚を空中で伸ばし切ったのを見せてから着地の寸前にクぺ、とかさぁ…、アッサンブレは踏み切る脚の足先まで伸ばし切るとかさぁ…」
「うぅぅぅ…足の踏み替えって…」
もうちょっと曲のテンポを落としてみるかね。
「… …　… …」
ではどうぞ
… … … … … … … …
うん、いいけど…。
アレグロじゃなくてアンダンテだぜ…

今日は…♪

今日のオンライン・レッスンは１８時からの予定です。
現状在宅勤務の彼女の月に数回ある出社日なので、帰宅後レッスンということにしました。
こうやってお互い話し合って時間や、場合によっては曜日を変更してレッスンを続けられるのがオンラインのいいところよね
定番のエクササイズ・メニューにプラスしたらするのは何がいいかな。
彼女からのリクエストはあるかな。
で、夕方のレッスンの前に、今日は食料の買い出しに行きたいと思ってます。
作り置きして冷凍しておいたおかずなど食べちゃって、冷凍庫に隙間が多くなっちゃってるから。
軽く下ごしらえして冷凍保存しておく野菜やキノコなどいろいろ買おうかな。
豚汁、キノコ汁、筑前煮…ですよねぇ、これからの季節は
じゃ、スーパーが混まないうちにいってこよう

香り…♪

編み物をしていてふと気が付いた。
あら…、佳い香り…
金木犀の甘い香りだ。
あの角を曲がってすぐのお宅の生垣で花が咲いたのね。
あぁ、秋が深まりつつあるんだなぁと思います。
ときに薄っすらととき膨らみをもって、空気の動きによって、運ばれてくる香りの厚みが違うような気がしますね。
香りも揺らいでいる。
あ、と閃く。
今週水曜日からの特別レッスンの課題曲、『レ・シルフィードの“プレリュード”』。
どう演出しようかと考えていて、ほぼ“夜の音を聞く、探す”というところに落ち着いているんだけど、もう一つ、“夜の香りを探す、追う、楽しむ”というのもあってもいいかもしれないな
シルフィードが発する香りなのか、漂ってくる香りを楽しむシルフィードなのか。
いろんな解釈が出来るわね。
ん～、楽しみだな…

覚えちゃいそう…♪

テレビをつけたまま編み物をしていて、聞こえてきた音声に
はぁぁぁ…っ
慌てて画面に目をやれば、櫓のようなものに上がってＫｉｎｋｉ ｋｉｄｓの二人が歌っています。
その櫓のまわりでは盆踊りのように動いている人たちも…
あなたの笑顔はにっぽんいち………クレンジングバームデュオ
まるで“クレンジングバーム音頭”のような…。
彼らはずっとこの商品のイメージソングを歌ってＣＭをやってますもんね。
以前のはムード歌謡のような曲でしたっけ。
それにしても、ふたりともホントに歌が上手いからね、ついつい聞いちゃう。
なんだか覚えて鼻歌で歌っちゃいそうです

金曜日、エシャッペをしっかり…♪

バー・レッスンのあと、そのまま両手バーでルルヴェの練習。
１番ポジシオン→ドゥミ・プリエ→戻る→ロール・アップ→ア・テールを４回
ロール・アップ→ア・テールを８回
うん、ヨウさん、相変わらずドゥミ・ポワントが高い、いいねぇ
それじゃまずはシンプルにエシャッペを。
右前５番→エシャッペ→右後ろ→エシャッペ→右前→エシャッペ→右後ろ→５番ルルヴェ→左前５番⇒エシャッペ→…………
エシャッペの２番ドゥミ・ポワントから５番ドゥミ・プリエに下りたときにお尻を突き出してお辞儀の姿勢にならないように気を付けてね。
音楽でどうぞ
… … … … … … … …
うん、そうだね 。
２番ドゥミ・ポワントが高いこと、キレイにお膝が伸びているのはとてもいいこと。
それからちゃんと肩幅に両足を開いていて、それが毎回変わらないのもヨウさんのいいところよ
ただ、１点だけ惜しいところがある。
「２番ドゥミ・ポワントから５番ドゥミ・プリエに下りるときに、ドゥミ・ポワントのカカトを下げて反動をつけようとすること、それは 」
「… … …あ゛、やっちゃってる…」
うん、そこ。
その反動はアウト。
はい、もう一度
… … … … … … … …
はい、よろしいでしょう
そのあと、エシャッペ×２→ルティレ‐パッセ→５番ルルヴェの練習も。
やっぱり、相変わらずルティレが高いねぇ、いいわよ
そろそろオンテンポでも出来そうじゃない

水曜日のアンシャンテ、グラン・ワルツの仕上げ…♪

９月３０日が水曜日、文字通り９月のレッスンの締め。
毎月第１水曜日にその月のグラン・ワルツ（グラン・アレグロ）のアンシェヌマンを振り付けて、毎週練習してから最後の週に仕上げをするようにしています。
このやり方ならアシェヌマンをきちんと覚えられるし、自分の修正点などもちょっとずつ改善していけるでしょ。
というわけで、９月のグラン・ワルツを…、といってもエミさんは初めてだから順番をきちんと説明。
大丈夫ね
ではヒメさんからどうぞ
… … … … … … …
お…っ、ヒメさん、デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド‐ルルヴェの動き、見せ方がよくなったわよ
エミさん、ジュテ・アントルラセを慌てないで。
ふたりともなんだけど、アントルラセを着地したらちゃんとアラベスクをポゼにして見せて。
ポテン と脚を落としちゃダメですよ
背中でしっかり脚を引き上げて支える、ドゥミ・スゴンドのアームスも落っことさないように。
そこできちんとアラベスクが上がっていれば、次の４番アラベスク・ソテの踏み出しを間違えないからね
さて、来月からの講習会の課題曲に備えてちょっとポール・ドゥ・ブラの練習を
足もとは楽にしていいですから鏡に向かってアン・ファス、アームスはアン・バから。
７ ～８ アン・バ→１ ～２ 右ドゥミ・スゴンド・アロンジェ→３ ～４ アン・バ→５ ～６ 左ドゥミ・スゴンド・アロンジェ→７ ～８ アン・バ
右→左→右→左→右→左→右→左→と全部で８回
７ ～８ ブラ・バ１ ～２ 右肘下をアン・ドゥオール→３ ～４ 左肘下をアン・ドゥオール→５ ～６ 右肘下をアン・ドゥオール→７ ～８ 左肘下をアン・ドゥオール
滑らかに、滑らかに。
コキコキコキ…とぎこちない動きにならないように気を付けて。
「風にふわ…っと煽られるように…、空気の流れに逆らわない…、こういうときのバレリーナのアームスに質量は無い」
「… …　… …」
揺蕩うように、柔らかぁく翻るように、そんなイメージも大切よ。

水曜日のアンシャンテはアレグロ・モデラート…♪

「お久しぶりでぇす、よろしくお願いしまぁす」
「わぁお…、今日からね、嬉しいなぁ。こちらこそよろしくお願いしますね」
エミさんが水曜日のクラスに参加してくれるのは１年振りくらい…、いや、それ以上かなぁ…、ほぉんと久しぶり。
発表会のリハとか当日の楽屋や舞台袖などではいつもご一緒してましたけどね。
バー・レッスンをしてセンター・レッスン。
バットマン・タンジュのアンシェヌマンを。
右前５番クロワゼ→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン×３→４番ドゥミ・プリエ→重心移動して３番アラベスク・ア・テール→左後ろ５番→ポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼ×３→４番ドゥミ・プリエ→重心移動してポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→右前５番→ポワン・タンジュ・エカルテ・ドゥヴァン３→２番ドゥミ・プリエ→重心移動してエカルテ・デリエール・ポワン・タンジュ→左前５番→左ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・エファセ→５番→エカルテ・デリエール→５番→クロワゼ・デリエール→大きい４番クロワゼ→ピルエット・アン・ドゥダーン→左前５番クロワゼ⇒…………
順番やアームスのポジシオンは大丈夫ね？
「た、たぶん…」
「あ～、ま、やってみないと…」
音楽でどうぞ
… … … … … … … …

お、ふたりとも、修正ポイントは同じだね。
終盤、エファセ・ドゥヴァンからクロワゼ・デリエールまでタンジュして大きい４番のプレパラシオンのところ。
「ポワン・タンジュ・デリエールのトルソーのまま大きい４番に入ればいいのに、ふたりとも骨盤を横向きにズラしてる。骨盤は真っ直ぐドゥ・ファスのままよ」
それからね、エカルテ・ドゥヴァンから２番ドゥミ・プリエを通過してエカルテ・デリエールに重心移動するところ。
「アームスをしっかり大きく使ってトルソーの移動をたすけるようにね」
それもう一度はじめから、で
グラン・バットマンのあとアレグロを。
ま、アレグロというよりモデラートって感じだけどね。
見本を見せながら順番の説明。
「前半はモデラートで文字通りゆったりと、後半でアレグロらしく畳みかけるように…ってイメージで動いてみて」
はい、どうぞ
… … … … … … … …

ふたりともねぇ、前半部分を慌てすぎ。
そこはオンテンポで落ち着いて、それから切り替えてダブルテンポね。
はい、もう一度
… … … … … … … …

お、前半と後半の切り替えが良くなった
でも、でもさぁ、ふたりともぉ…、アレグロって本来はさぁぁ…、とアレグロのテンポで見本を見せる。
「出来るものならそんな風に動きたいですけどね…」
「現時点でソレは無理…」
ま、当分はアレグロ・モデラートで丁寧にきちんと練習しましょ