待ってましたの一冊、一年ぶりです
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『南天の花 <神田職人えにし譚>』 知野みさき著 ハルキ文庫
今作では人と人、過去と今、男と女、さまざまなことの繋がりや巡り合わせが通奏低音になっていて、相手のことを思えばこその遠慮だったり自省だったり、手を差し伸べずにはいられなかったり…、それでもひとつひとつの関りは穏やかに幸せな方へと収まりがついていきます…、ただ修次さんには辛いお別れがありましたけどね…
神狐の化身である双子の“しろ”と“ましろ”のお仲間もまた新たに登場しています、火消みたいな大男で“豆太郎さん”という神使でしょうね…本人は“しろとましろの兄弟子みたいなもの”と言ってますから…、修二さんの話によるとお城(江戸城)には福寿神祠というものがあって、狸の木像をご神体として祭っているんですって…てことは豆太郎さんは狸…
咲さんの周りにも彼女が手掛ける品を介して人間関係が広がっていってます、歌舞伎役者の桜井隆之介や戯作者の魔魅団三郎とその孫娘梓さん、女絵師の十三子さん。
梓さんは狐好きの九之助さんと因縁ありで、今後どう進展していくか楽しみですよ。
今回咲さんと修次さんが合作したのは筥迫で、その意匠が南天です。
咲さんと修次さん、ふたりの仲は一向に男女の仲にはならいけど、このまま職人仲間としてつかず離れずでいるのがいいんじゃないかなって思いますけどね。
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『南天の花 <神田職人えにし譚>』 知野みさき著 ハルキ文庫
今作では人と人、過去と今、男と女、さまざまなことの繋がりや巡り合わせが通奏低音になっていて、相手のことを思えばこその遠慮だったり自省だったり、手を差し伸べずにはいられなかったり…、それでもひとつひとつの関りは穏やかに幸せな方へと収まりがついていきます…、ただ修次さんには辛いお別れがありましたけどね…
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神狐の化身である双子の“しろ”と“ましろ”のお仲間もまた新たに登場しています、火消みたいな大男で“豆太郎さん”という神使でしょうね…本人は“しろとましろの兄弟子みたいなもの”と言ってますから…、修二さんの話によるとお城(江戸城)には福寿神祠というものがあって、狸の木像をご神体として祭っているんですって…てことは豆太郎さんは狸…
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咲さんの周りにも彼女が手掛ける品を介して人間関係が広がっていってます、歌舞伎役者の桜井隆之介や戯作者の魔魅団三郎とその孫娘梓さん、女絵師の十三子さん。
梓さんは狐好きの九之助さんと因縁ありで、今後どう進展していくか楽しみですよ。
今回咲さんと修次さんが合作したのは筥迫で、その意匠が南天です。
咲さんと修次さん、ふたりの仲は一向に男女の仲にはならいけど、このまま職人仲間としてつかず離れずでいるのがいいんじゃないかなって思いますけどね。
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