■ ニュースで報道されなくなる頃、真実が明るみに出る ■
新型インフルエンザの流行もhぼ収束し、
マスコミ各社もこの問題を殆ど報道しなくなりました。
どんな問題もそうですが、
世間の感心が薄れた頃に
少しずつ事実が明らかになります。
日本の報道機関は、国民を舐め切っているので、
扇動的報道ばかりで、
フォローアップは一切しません。
アメリカも似た様な傾向があますが、
マスコミを利用した統治の方法を
アメリカから導入した事を鑑みれば
当然の一致とも言えます。
ヨーロッパの報道機関は
日米に比べれば多少公平で、
WHOの恣意的扇動の追及も行っています。
■ パンデミックの定義を変更したWHO ■
いつも参考にさせていただいているブログによると
http://nxc.jp/tarunai/?page_id=185
WHOは5月にパンデミックの定義を変更している様です。
<引用開始>
WHOの”偽りのパンデミック宣言”に関する報道やブログがヨーロッパでは相次ぐ。
その中から、WHOのインフルエンザ担当最高顧問のケイジ・フクダ氏が嘘をついているとする発言がある。
彼がヨーロッパ評議会の議員会議で発言した内容である。
WHOはパンデミック(インフルエンザ)の定義の変更を行っていないし、また重症度を考慮に入れた定義は以前から無かったと、嘘の証言を行ったというものである。
しかし2009年5月以前のWHOのウエブでは、莫大な数の死者と発病者が世界中で発生する流行、と定義している。明らかにWHOの高官は嘘を言っているのである。
一方、現在の定義では、Pandemics can be either mild or severe in the illness and death they cause, and the severity of a pandemic can change over the course of that pandemic. (パンデミックは、疾病の重大性と死者数に関して、軽症である場合も重症である場合もあり得る。その重度は流行の過程で色々と変化し得る)、となっている。
要するに現在の定義では、インフルエンザウイルスが世界中に広がり感染症を起こした場合、パンデミックと定義される。症状が鼻水程度でもである。明らかに以前のH5N1主流時代の定義と異なっている。
また2009年5月以前は、パンデミックフェーズ分類は3になっていたが、これは明らかにH5N1鳥インフルエンザの状況を表していた。しかしその後フェーズは6に変わり、以前のH5N1鳥インフルエンザのフェーズ分類は消えてしまっている。
パンデミックを示す対象ウイルスがH5N1からH1N1に変わったことをWHOは説明しているのだろうか?そしてH5N1のフェーズが消されてしまったことを、どのように説明しているのだろうか?
多くの疑問点が置き去りにされたまま、パンデミックインフルエンザは去ってゆくのだろうか?
<引用終了>
■ 新型インフルエンザの重症化は免疫グロブリンの異常 ■
新型インフルエンザの騒動が収束し、
余ったワクチンとWHOの責任問題に
話題が移行している中、
新型インフルエンザの重症化の原因が
明らかになりつつあります。
<上記ブログより引用>
オーストラリア、メルボルンの医師チームからビッグな情報が発信されている。
体内の免疫グロブリン(抗体タンパク)の中の一分画であるIgG2の量が、ブタインフルエンザ重症者では少ないということが示された。
IgG2の量は20%の人々で低下していて、さらに先天的に欠損していることも希にある。要するに先天性免疫不全症である。通常は中耳炎や肺炎を繰り替えず程度の症状の様であるが、軽症の場合は無症状のことも多く、また量的に低下量がそれほどでなければ、何ら症状を出さないこともあり得る。
この事実を発見したのはメルボルンの病院の若い女性研修医である。
ICUに収容されていたブタインフルエンザで重症化した22歳の妊婦で、通常は調べない免疫グロブリン分画の検査をしたところ、非常に低値であることを見いだし、続いて入院していたブタインフルエンザ患者全員で調べたようだ。そうすると驚くことに重症患者ではほとんどがIgG2が減少していて、重症であればあるほど値は低かった。
続いてIgG2を含む免疫グロブリン製剤を投与したところ、全ての例で急速に症状が改善されたという。
今月発行された臨床免疫雑誌(journal Clinical Infectious Diseases)に論文が発表された。
チームの責任者であるグレイソン教授の談話を中心とした報道と、主人公である若い女性の談話を中心とした報道があるが、代表的報道内容を全訳して海外報道抄訳集と{詳細}に掲載してある。
22歳の妊婦のIgG2が著しく低値であることを知ったとき、若い女医は、もしかするとこれがブタインフルエンザの重症化の原因の謎かもしれないと、心の中で叫んだと言う。
大多数では軽症で、一部の人や妊婦で重症化する原因がここにあるかもしれないとされる。因みに妊婦では一時的にIgG2が減少するとされる。
<引用終わり>
■ 本来報道されるべきは地道な研究成果 ■
妊婦の重症化に着目し、
妊娠時期に胎児を母体の免疫から守る為に
母体の免疫グロブリンが制限される事に着目した
素晴らしい研究成果です。
新型インフルエンザは、
殆どの感染者は季節性インフルエンザ程度の症状でしたが、
妊婦や一部の若者が重症化する事が特異的でした。
「IgG2を含む免疫グロブリン製剤を投与したところ、
全ての例で急速に症状が改善されたという」
と書かれている様に、
原因だけでなく、効果的な治療方法も確立しそうです。
■ WHOが啓蒙すべきは治療方法 ■
WHOは本来はこの様な研究に着目し、
世界の医療機関の協力を促して
治療方法の確立に尽力すべきです。
しかし、彼らが実際にやってきた事は、
ユトレヒト大学の西浦研究員の発表した
「新型インフルエンザの致死率は、アジア風邪並の0.5%」
という情報を宣伝する事でした。
■ 「0.5%致死率」研究の真相 ■
この0.5%という致死率は、
流行が収束に向かいつつある現在、
トンデモ研究であった事が明確になっています。
別の方のブログのコメント欄に
西浦研究員がコメントされていたので、
その場を借りて、西浦氏に質問させて頂いた所、
やはり、母集団はアメリカの医療機関の受診患者でした。
西浦氏は、研究自体の誤謬は一切認めていらっさいません。
この母集団に対しては、適切な結果であると主張されています。
しかし、0.5%致死率情報をマスコミに発表した方法は
反省の余地があるとお答えされました。
彼は懇意にしている記者にメールでこの情報を伝えたそうです。
■ 0.5%報道の一人歩きは「事故」か? ■
西浦氏は0.5%報道の一人歩きは
あたかも「事故」であったかの様な主張をされています。
しかし、致死率が0.5%と言えば、
受診患者の250人に一人が亡くなる計算になります。
亡くならないまでも、
多くの受診患者が重症化する数字です。
・・・素人が考えても、馬鹿げた数字です。
こんな馬鹿げた研究結果を、
わざわざ報道関係者に公表する研究者には
「常識」は存在するのでしょうか?
アメリカは国民皆保健制度の無い国です。
貧乏人はインフルエンザ如きでは
病院を受診せず自宅で療養します。
これらの人達が受診する場合は
症状が重症化した後です。
さらに、彼ら貧困層の食生活は
生活習慣病になる為の食事です。
彼らは根本的なハイリスク層なのです。
西浦研究員は専門家でありながら、
母集団の異常性に気付かなかったのでしょうか?
それとも、あえてこの様な特異な母集団を選択したのでしょうか・・・?
又、この0.5%という数字を
引用し続けたWHOとは、
いったいどういう組織なのでしょう?
■ オランダのインフルエンザ・マフィア ■
無責任な思いつきですが、
西浦研究員の所属するユトレヒト大学は
オランダに所在します。
ミスター・インフルエンザと呼ばれ、
今回の新型インフルエンザ騒動を
WHOを通して先導したと言われる、
アルバート・オスターハウス博士がの所属する
エラスムス大学もオランダにあります。
もしかして、オランダには
製薬会社が裏で糸を引く
「インフルエンザ・マフィア」の様な仕組みが
出来上がっているのでは無いでしょうか?
■ 数理モデルの不確実性の悪用 ■
西浦研究員の0.5%という致死率は、
数理モデルによる感染予測による結果です。
数理モデルは、統計的処理と計算式によって
複雑な現象を解明する分野です。
素粒子物理などで成果の多い研究方法ですが、
温暖化予測などでも活用されます。
ところで、温暖化や感染症などの生体現象は
複雑系と呼ばれる現象です。
気象は様々な要因が複雑に絡み合って変化します。
感染という生物の現象も、
ウィルスと生体の複雑な反応の結果生じます。
この様な「複雑系」は、現象に影響するパララメーターが多く、
又、パラメーター同士もフィードバックし合う為、
数理モデルによる予測が難しい分野です。
数理モデルによる複雑系の予測の有効性自体に
疑問を抱いている研究者も居ます。
しかし本当の問題は、
数理モデルによる予測は、偽りの未来を作り出す 事です。
温暖化予測が良い例です。
パラメーターと関数を適当に組み合わせれば、
過去の現象(例えば気温上昇グラフ)をトレースする様な
曲線を合成する事は可能です。
問題は、この曲線が過去をトレースしたからと言って
「未来を予測出来るかどうかが分からない」という点です。
単純に2次関数と3次関数で考えれば分かり易いですが、
現在グラフがピークを打って減少する時、
2次関数で予測すれば、このまま数値は低下しますし、
3次関数で予測すれば、一度データは底を打った後
再び上昇に転じます。
現実にはこんなに単純ではありあませんが、
関数やパラメーターの選び方によって、
シミュレーションの予測する未来は恣意的に選択される のです。
■ 数理モデルに合う様に、現実を歪曲する ■
さらに「クライメート・ゲート事件」報道でも明らかな様に、
温暖化を予測する数理モデル」に不都合な観測結果を無視する
数理モデルに合わせて現実を歪曲するという
言語道断な行為まで行われていました。
IPCCも観測点のヒートアイランド現象を
第4次報告書から無視するなど、
露骨な方法で、「温暖化」という現象を演出しています。
これなどは、今回の西浦研究員の行った、
特殊な母集団の選択に近い行為です。
この様に、数理モデルによる未来予測は
悪意を持つ者に利用され易い事に
我々はいつも注意を払う必要があります。
温暖化のウソと、新型インフルエンザのウソによって、
私達は教訓を得たとも言えます。
新型インフルエンザの流行もhぼ収束し、
マスコミ各社もこの問題を殆ど報道しなくなりました。
どんな問題もそうですが、
世間の感心が薄れた頃に
少しずつ事実が明らかになります。
日本の報道機関は、国民を舐め切っているので、
扇動的報道ばかりで、
フォローアップは一切しません。
アメリカも似た様な傾向があますが、
マスコミを利用した統治の方法を
アメリカから導入した事を鑑みれば
当然の一致とも言えます。
ヨーロッパの報道機関は
日米に比べれば多少公平で、
WHOの恣意的扇動の追及も行っています。
■ パンデミックの定義を変更したWHO ■
いつも参考にさせていただいているブログによると
http://nxc.jp/tarunai/?page_id=185
WHOは5月にパンデミックの定義を変更している様です。
<引用開始>
WHOの”偽りのパンデミック宣言”に関する報道やブログがヨーロッパでは相次ぐ。
その中から、WHOのインフルエンザ担当最高顧問のケイジ・フクダ氏が嘘をついているとする発言がある。
彼がヨーロッパ評議会の議員会議で発言した内容である。
WHOはパンデミック(インフルエンザ)の定義の変更を行っていないし、また重症度を考慮に入れた定義は以前から無かったと、嘘の証言を行ったというものである。
しかし2009年5月以前のWHOのウエブでは、莫大な数の死者と発病者が世界中で発生する流行、と定義している。明らかにWHOの高官は嘘を言っているのである。
一方、現在の定義では、Pandemics can be either mild or severe in the illness and death they cause, and the severity of a pandemic can change over the course of that pandemic. (パンデミックは、疾病の重大性と死者数に関して、軽症である場合も重症である場合もあり得る。その重度は流行の過程で色々と変化し得る)、となっている。
要するに現在の定義では、インフルエンザウイルスが世界中に広がり感染症を起こした場合、パンデミックと定義される。症状が鼻水程度でもである。明らかに以前のH5N1主流時代の定義と異なっている。
また2009年5月以前は、パンデミックフェーズ分類は3になっていたが、これは明らかにH5N1鳥インフルエンザの状況を表していた。しかしその後フェーズは6に変わり、以前のH5N1鳥インフルエンザのフェーズ分類は消えてしまっている。
パンデミックを示す対象ウイルスがH5N1からH1N1に変わったことをWHOは説明しているのだろうか?そしてH5N1のフェーズが消されてしまったことを、どのように説明しているのだろうか?
多くの疑問点が置き去りにされたまま、パンデミックインフルエンザは去ってゆくのだろうか?
<引用終了>
■ 新型インフルエンザの重症化は免疫グロブリンの異常 ■
新型インフルエンザの騒動が収束し、
余ったワクチンとWHOの責任問題に
話題が移行している中、
新型インフルエンザの重症化の原因が
明らかになりつつあります。
<上記ブログより引用>
オーストラリア、メルボルンの医師チームからビッグな情報が発信されている。
体内の免疫グロブリン(抗体タンパク)の中の一分画であるIgG2の量が、ブタインフルエンザ重症者では少ないということが示された。
IgG2の量は20%の人々で低下していて、さらに先天的に欠損していることも希にある。要するに先天性免疫不全症である。通常は中耳炎や肺炎を繰り替えず程度の症状の様であるが、軽症の場合は無症状のことも多く、また量的に低下量がそれほどでなければ、何ら症状を出さないこともあり得る。
この事実を発見したのはメルボルンの病院の若い女性研修医である。
ICUに収容されていたブタインフルエンザで重症化した22歳の妊婦で、通常は調べない免疫グロブリン分画の検査をしたところ、非常に低値であることを見いだし、続いて入院していたブタインフルエンザ患者全員で調べたようだ。そうすると驚くことに重症患者ではほとんどがIgG2が減少していて、重症であればあるほど値は低かった。
続いてIgG2を含む免疫グロブリン製剤を投与したところ、全ての例で急速に症状が改善されたという。
今月発行された臨床免疫雑誌(journal Clinical Infectious Diseases)に論文が発表された。
チームの責任者であるグレイソン教授の談話を中心とした報道と、主人公である若い女性の談話を中心とした報道があるが、代表的報道内容を全訳して海外報道抄訳集と{詳細}に掲載してある。
22歳の妊婦のIgG2が著しく低値であることを知ったとき、若い女医は、もしかするとこれがブタインフルエンザの重症化の原因の謎かもしれないと、心の中で叫んだと言う。
大多数では軽症で、一部の人や妊婦で重症化する原因がここにあるかもしれないとされる。因みに妊婦では一時的にIgG2が減少するとされる。
<引用終わり>
■ 本来報道されるべきは地道な研究成果 ■
妊婦の重症化に着目し、
妊娠時期に胎児を母体の免疫から守る為に
母体の免疫グロブリンが制限される事に着目した
素晴らしい研究成果です。
新型インフルエンザは、
殆どの感染者は季節性インフルエンザ程度の症状でしたが、
妊婦や一部の若者が重症化する事が特異的でした。
「IgG2を含む免疫グロブリン製剤を投与したところ、
全ての例で急速に症状が改善されたという」
と書かれている様に、
原因だけでなく、効果的な治療方法も確立しそうです。
■ WHOが啓蒙すべきは治療方法 ■
WHOは本来はこの様な研究に着目し、
世界の医療機関の協力を促して
治療方法の確立に尽力すべきです。
しかし、彼らが実際にやってきた事は、
ユトレヒト大学の西浦研究員の発表した
「新型インフルエンザの致死率は、アジア風邪並の0.5%」
という情報を宣伝する事でした。
■ 「0.5%致死率」研究の真相 ■
この0.5%という致死率は、
流行が収束に向かいつつある現在、
トンデモ研究であった事が明確になっています。
別の方のブログのコメント欄に
西浦研究員がコメントされていたので、
その場を借りて、西浦氏に質問させて頂いた所、
やはり、母集団はアメリカの医療機関の受診患者でした。
西浦氏は、研究自体の誤謬は一切認めていらっさいません。
この母集団に対しては、適切な結果であると主張されています。
しかし、0.5%致死率情報をマスコミに発表した方法は
反省の余地があるとお答えされました。
彼は懇意にしている記者にメールでこの情報を伝えたそうです。
■ 0.5%報道の一人歩きは「事故」か? ■
西浦氏は0.5%報道の一人歩きは
あたかも「事故」であったかの様な主張をされています。
しかし、致死率が0.5%と言えば、
受診患者の250人に一人が亡くなる計算になります。
亡くならないまでも、
多くの受診患者が重症化する数字です。
・・・素人が考えても、馬鹿げた数字です。
こんな馬鹿げた研究結果を、
わざわざ報道関係者に公表する研究者には
「常識」は存在するのでしょうか?
アメリカは国民皆保健制度の無い国です。
貧乏人はインフルエンザ如きでは
病院を受診せず自宅で療養します。
これらの人達が受診する場合は
症状が重症化した後です。
さらに、彼ら貧困層の食生活は
生活習慣病になる為の食事です。
彼らは根本的なハイリスク層なのです。
西浦研究員は専門家でありながら、
母集団の異常性に気付かなかったのでしょうか?
それとも、あえてこの様な特異な母集団を選択したのでしょうか・・・?
又、この0.5%という数字を
引用し続けたWHOとは、
いったいどういう組織なのでしょう?
■ オランダのインフルエンザ・マフィア ■
無責任な思いつきですが、
西浦研究員の所属するユトレヒト大学は
オランダに所在します。
ミスター・インフルエンザと呼ばれ、
今回の新型インフルエンザ騒動を
WHOを通して先導したと言われる、
アルバート・オスターハウス博士がの所属する
エラスムス大学もオランダにあります。
もしかして、オランダには
製薬会社が裏で糸を引く
「インフルエンザ・マフィア」の様な仕組みが
出来上がっているのでは無いでしょうか?
■ 数理モデルの不確実性の悪用 ■
西浦研究員の0.5%という致死率は、
数理モデルによる感染予測による結果です。
数理モデルは、統計的処理と計算式によって
複雑な現象を解明する分野です。
素粒子物理などで成果の多い研究方法ですが、
温暖化予測などでも活用されます。
ところで、温暖化や感染症などの生体現象は
複雑系と呼ばれる現象です。
気象は様々な要因が複雑に絡み合って変化します。
感染という生物の現象も、
ウィルスと生体の複雑な反応の結果生じます。
この様な「複雑系」は、現象に影響するパララメーターが多く、
又、パラメーター同士もフィードバックし合う為、
数理モデルによる予測が難しい分野です。
数理モデルによる複雑系の予測の有効性自体に
疑問を抱いている研究者も居ます。
しかし本当の問題は、
数理モデルによる予測は、偽りの未来を作り出す 事です。
温暖化予測が良い例です。
パラメーターと関数を適当に組み合わせれば、
過去の現象(例えば気温上昇グラフ)をトレースする様な
曲線を合成する事は可能です。
問題は、この曲線が過去をトレースしたからと言って
「未来を予測出来るかどうかが分からない」という点です。
単純に2次関数と3次関数で考えれば分かり易いですが、
現在グラフがピークを打って減少する時、
2次関数で予測すれば、このまま数値は低下しますし、
3次関数で予測すれば、一度データは底を打った後
再び上昇に転じます。
現実にはこんなに単純ではありあませんが、
関数やパラメーターの選び方によって、
シミュレーションの予測する未来は恣意的に選択される のです。
■ 数理モデルに合う様に、現実を歪曲する ■
さらに「クライメート・ゲート事件」報道でも明らかな様に、
温暖化を予測する数理モデル」に不都合な観測結果を無視する
数理モデルに合わせて現実を歪曲するという
言語道断な行為まで行われていました。
IPCCも観測点のヒートアイランド現象を
第4次報告書から無視するなど、
露骨な方法で、「温暖化」という現象を演出しています。
これなどは、今回の西浦研究員の行った、
特殊な母集団の選択に近い行為です。
この様に、数理モデルによる未来予測は
悪意を持つ者に利用され易い事に
我々はいつも注意を払う必要があります。
温暖化のウソと、新型インフルエンザのウソによって、
私達は教訓を得たとも言えます。