■ アメリカ海洋大気圏局(NOAA)の疑惑 ■
私が自転車の乗り始めてから巡りあったブログで
「酒と薀蓄の日々」というブログがあります。
http://ishizumi01.blog28.fc2.com/blog-entry-531.html#comment425
元自動車メーカーのデザイナーさんがが
書かれているブログの様ですが、
とても丁寧に環境問題や時事問題を扱われていて、
頭が下がるブログです。
温暖化問題においても懐疑的な立場を取られていて、
参考になるデータが多く掲載されています。
読者も多いようで、
自然と興味深い情報がコメントとして寄せられています。
今回、このブログで知った情報は、
アメリカ海洋大気圏局(NOAA)が
「温暖化」を演出する為に、
温暖化の傾向を示す観測ステーション以外のデータを
放棄していたと言うものです。
詳しくは、
http://nagatsuki07.iza.ne.jp/blog/entry/1462953/
を読んでみて下さい。
■ 「温暖化」自体が虚構であった可能性 ■
「今年の冬は寒くて、雪も多いから
きっと地球は寒冷化しているに違いない。」
とい会話が聞こえてきそうな2月の気温ですが、
今シーズンの日本に気温だけで
温暖化や寒冷化を議論するのはナンセンスです。
私は「地球規模の気温変動は
太古の過去から繰り返されており、
近年の地球の気温上昇傾向は、
そのサイクルの一環であって、
人為的な二酸化炭素の排出による物とは考え難い。」
と考えて来ました。
ところが、「近年の気温上昇」という現象事態が
全くの虚構であった可能性が出てきました。
IPCCは第四次報告書で、
ヒートアイランドの影響は軽微であるとしていますが、
何と、IPCCやその他の科学者が利用している
アメリカ海洋大気圏局(NOAA)の気温データ自体が
ヒートアイランドなどにより
温暖化が顕著なステーションのデータに偏重し、
温暖化を示さないステーションのデータを放棄していたという
開いた口が塞がらないような操作が為されていた様です。
<引用>
1963年にアメリカでは1,850基の
気温観測ステーションが稼動していましたが、
80年代以降、データとして利用されるステーションはどんどん減り、
2007年には僅か136基のみが稼動している状態でした。
<引用終わり>
上のグラフは、地球の平均気温と
観測ステーションの数を表しています。
温暖化の進行に伴って、
観測ステーションが激減している事が分かります。
これでは温暖化は作り出された現象と言う事になってしまいます。
■ 色々な手立てで温暖化を演出 ■
NOAAの温暖化の演出は多岐に渡るようです。
● 温暖化の傾向を示さないステーションのデータを採用しない
● 温暖化を示すデータを他のステーションのデータにコピー
● ステーションをアスファルトの上に移動
● ステーションの周囲の環境変化を放置
などなど、色々が疑惑が取りざたされています。
■ 「温暖化」はもう持たない ■
COP15の失敗を例に取るまでも無く、
先進国主導の温暖化のルールを
途上国が素直に受け入れる可能性はゼロです。
「温暖化対策費を先進国が支払う」という
途上国が一番喜びそうなアメも効果がありませんでした。
温暖化問題は政治的には既に失敗してしまったのです。
そこで、幕引きをする必要が出てきました。
本来は政治主導で進められていた温暖化問題ですが、
政治家達は「科学者に騙された」と言い逃れを始めるでしょう。
その始まりが、クライメート事件であり、
NOOAのデータ改ざん問題のリークです。
「科学者が研究費目当てにでっち上げた!!」と、
問題を矮小化してしまうでしょう。
これは、新型インフルエンザで、
「科学者と製薬会社が結託していた!!」と、
問題を矮小化した事と同じです。
■ IPCCもWHOも政治力なくして成り立たない ■
ICPPもWHOも単なる科学者の善意の集団ではありません。
政治的な力を持った集団です。
このような集団が大きな意志を決定するのに、
一部の科学者の利害だけでそれが為されるハズがありません。
政治的な意志が働いて、
初めてIPCCもWHOも機能します。
陰謀を取りざたすれば切りがありませんが、
陰謀が発覚した時は、
「カネが目当て」という
一番誰でも納得し易く、
そして一番バカらしい原因をでっち上げて、
一部の者に責任を押し付ける方法が
尤も効果的に世間を騙す事が出来ます。
我々は、とことんバカにされている様です。
■ 秒読み段階の「グリーンバブル」崩壊 ■
地球が温暖化しようが、
寒冷化しようが、
地球の営みですから、どうする事も出来ません。
しかし、それに便乗していたグリーンビジネスは
一気に影響を被ります。
太陽光発電、スマートグリット
ハイブリット車、電気自動車。
LED光源・・・・。
本来は大切な石油資源を節約する為に
時間を掛けてじっくり取り組む技術ですが、
グリーンバブルの崩壊で、
これらの技術の芽は摘まれてしまうでしょう。
開発は継続するとしても、
ビジネスとしては大きなダメージを受けます。
私が恐れていたのは、
「あからさまなペテンに先導される環境ブーム」が、
本来あるべき「省エネ」や「省資源」のイメージを
損なう事です。
「モッタイナイ」は日本の生んだ金言ですが、
「モッタイナイ」は本来お金を生みません。
武田邦彦の「リサイクルしてはいけない」の
最終章は真理であり、
今後の世界の在るべき姿です。