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経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

ロクフェラー VS ロスチャイルド

2010-02-24 17:28:00 | 時事/金融危機



■ 世界は米英の覇権争いの終局にある ■

知っている方には「当然」の事なのでしょうか、
金融危機以降、世界で起きている事を

「ロックフェラー   VS ロスチャイルド」
「白人アメリカ保守派 VS イギリス・ユダヤ」
「隠れ多極主義者   VS 米英中心主義者」
「グローバリスト   VS アンチ・グローバリスト」

の対立と捉えると非常にスッキリと見通す事が出来ます。

詳しくは
http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_he/a6fhe600.html
を参照して下さい。

■ ゴールドマンサックスとリーマン・ブラザーズ ■

金融危機の引き金を引いたリーマン・ブラザーズは
日露戦争で日本の外債を引き受けた「ヤコブ・シフ」の会社です。
日露戦争はイギリスの代理として
日本がアジアに進出するロシアと戦いました。

ヤコブ・シフの「クーン・ローブ」商会は
ロスチャイルドの息の掛かった会社だったのでしょう。
ゴールドマン・サックスもロスチャイルド系の投資会社です。

今回の金融危機で潰れたリーマンを負け組み、
勝ち残り、最高益を上げたゴールドマンを勝ち組と見ると
真相を見誤るかもしれません。

■ 演出された金融危機 ■

金融危機の結果の企業の浮沈を眺めると
GM、GE、JPモルガン・チェース、シティバンク、メリルリンチ
などが大きく打撃を被っています。
これらはロックフェラーの率いる企業です。

一方、ロスチャイルド派のゴールドマンは
金融危機後も逆風を追い風に変える勢いで
業績を伸ばしています。

オバマの銀行改革法案が実現すれば、
ゴールドマンは銀行免許を返上して
投資銀行に戻るでしょう。

ロスチャイルドはリーマンを生贄とする事で、
米経済とロックフェラーに打撃を与え
さらにゴールドマンの一人勝ちの状況を作り出しのかもしれません。

■ オバマの後ろ盾 ■

オバマはゴールドマンサックスを率いる
ジェイ・ロックフェラーが後ろ盾だと言われています。
ジェイ・ロックフェラーはロックフェラー派を率いる
デービット・ロックフェラーの甥に当たります。

ロックフェラーという姓によって
紛らわしいのですが、
ジェイ・ロックフェラーはゴールドマンを率いる事からも
ロスチャイルド派だと目されています。

「共和党」=ロックフェラー派、
「民主党」=ロスチャイルド派
というのが、従来の勢力図です。

■ 不可解なオバマの動き ■ 

オバマは「米英中心主義者=ロスチャイルド派」と考えるのが一般的です。

彼の就任当初の政策は、
中国との蜜月、
国際協調主義、
イランへの圧力緩和による中東の安定化など
従来の民主党政権の政策を踏襲するものでした。

ところが、最近のオバマ政権の政策は
ブッシュ時代に逆戻りしている様に見えます。

対中関係は悪化しています。
対中関係の悪化は、米国債離れを促し、
アメリカ経済の崩壊を早めます。

温暖化対策も削減目標こそ設定しましたが、
中国や途上国と敵対する事で、
枠組み事態の存続が危機に瀕しています。

テロとの戦争はアフガニスタンで
ベトナム戦争のニ轍を踏もうとしています。

■ ジェイ・ロックフェラーの変節? ■
 
先進国グループによる富の独占を
ロスチャイルド派は好んで来ました。

しかし、ゴールドマンの方針は
明らかに「多極主義」的です。
BRICsという呼称からしてゴールドマンの造語です。

ロスチャイルド派(米英中心派)は、
多極主義に方針を改めたのでしょうか?
それともジェイ・ロックフェラーは
ロックフェラー派に鞍替えしたのでしょうか?


■ アメリカに見切りを付けたロスチャイルド? ■

ロスチャイルド派にとっては、
アメリカは「富を生み出す装置」に過ぎません。

世界の覇権がイギリスからアメリカに移ったのは、
イギリスが成長の限界に達したのに対し、
アメリカが大きな成長余力を有していたからです。

しかし、現在アメリカも成長の限界に達しています。

ロスチャイルド派は、新たな宿主を模索しています。
彼らが次に目を付けたのがBRICsであり、
中国です。

■ 日本の自立を促すアメリカ ■

日本の民主党政権は、
アメリカと距離を取ろうとしているかに見えます。

しかし、これは同時に中国に対する軍事的脅威を低減し、
中国の経済発展を後押しします。

小沢一郎に圧力を掛けているのは、
CIAを始めとするアメリカの「米英中心主義者」でしょう。
ゴールドマンの手に渡るハズだった
郵政資金をミスミス逃した腹いせでしょうか?

彼らはマスコミを支配していますから、
日本のマスコミも小沢一郎を攻撃しています。

オバマの米現政権は、反米的な民主党政権に
表面的には戸惑っているように見せています。

トヨタ・バッシングを容認するなど、
伝統的な「民主党的手法」を用いながら
日本人の対米感情を逆撫でしています。

しかし、これは日本のアメリカ離れを促している様にも見えます。

 中国をアングロサクソンに制御出来るか ■

「米英中心主義者=ロスチャイルド一派」は、
イギリスからアメリカに拠点を移して
第二次大戦後も、その利権を延命させました。

同様に現在、「アメリカから新興国」に
主役が移りつつあります。

新興国を裏で操りたい、ロスチャイルド派と、
新興国の自由な発展で利益を上げたいロックフェラー派では
多極主義の運営方法が異なります。

ここら辺が、世界情勢を複雑に、
読みづらくさせています。

問題は、アングロサクソンの中国が御せるかどうかです。
ここ100年余り、中国は影を潜めていましたが、
中国は歴史的に覇権国であり、
政治の才能も、商才にも卓越したセンスを有します。

はたして、世界は「ロックフェラー」や「ロスチャイルド」の思惑通り
動くのでしょうか?