映画『君の名は。』はRADWIMPSの各曲が通常の挿入歌以上の効果を発揮していましたが、実は深海誠監督はRADWIMPSの大ファンだとか。をれを聞いたプロデューサーの川村元気が速攻でRADWIMPSに連絡を付けて、RADWIMPSも快諾した。
脚本の初稿を渡され2か月後に新海監督の元に届いたのが『前前前盛』。監督はこの曲を聴いて「なかばミュージカルみたいな感じでもいいと思った」と語っている。
元々、私は『君の名は。』を観た時、RADWIMPSの2ndアルバムの『祈跡』の世界だーーーって思っちゃいました。新海監督と野田洋次郎ってメンタルが似ているのかも知れません。
RADWIMPSのリーダーで作詞作曲を務める野田洋次郎は帰国子女なので英語が堪能。バンドの楽曲もデビュー当時は冒頭で紹介した『祈跡』の様にRADIOHEADみたいでカッコよかった。当時高校生だった息子が私のiTunesに入れてくれてたので、5thアルバムまでは良く聞いていました。
それが・・・いつしか、だんだんとBUMP OF CHIKEN みたいなバンドになってしまって聞かなくなってしまいました。
BUMP OF CHIKEN が嫌いな訳では無いですよ。大好きです。当時小学校5年生の息子を連れて幕張へユグドラシル・ライブを見に行った程の初期バンプの大ファンです。「息子にせがまれて仕方なくコンサートに連れて来ました・・・」みたいな振りをして若者の中に交じっていましたが、コンサートが始まるやいや、手を高々と揚げてシェイキングしていたオヤジは私です。おかげで翌日二の腕がバリバリの筋肉痛になりました。中年にロックコンサートはコタエル。
ところで、全然関係ありませんが、ネットでこんな映像を拾いました。
「キラキラ星」を音楽の年代順のスタイルで「変奏」したもの。おおーーーー分かりやすい。
確か『MATELIAL』の日本公演でバニー・ウォレルが似た様な事やってました。あれはバッハから始まっていましたが・・・凄かった。