『超時空要塞マクロス』に嵌まったのはいつの話だろうか。ヤマトやガンダムより、後であることは確かだろう。劇場版『愛、おぼえてますか』を見た時、いくらなんでもそれはないだろ、と思った。だが、そんなことわかった上で、それをやってるのだ。見上げたものだ、とも思った。歌が世界を救うなんて、本来なら、あほらしくてやってられない。でも、本気だ。
敵と味方が、宇宙を舞台に戦争をしていたのに、ミンメイ(だった . . . 本文を読む
昨年のキャラメルボックス・クリスマス・ツァーを映像化した作品。前作『嵐になるまで待って』以上に素晴らしい出来だ。これが舞台の記録映像だなんて、とても思えない。何より凄いのは、クローズ・アップだ。カットバックの多用も含めて、初期の映画の単純だけど、新鮮だった技術を、そのまま応用している。それが、舞台の映像化作品であるこの作品に於いて実に感動的なのである。映像監督を務めた佐藤克則監督は、前作を経て、 . . . 本文を読む