この夏休みの最後にこの本を読んだ。すばらしいタイミングだ。とてもよかった。この夏読んだすべての本の中で(この40日ほどで、20冊くらい読んだが)これが一番よかったと思う。これは生徒が読書感想文を書くために読んでいた本だった。ちょっと見せてもらったら、なんだかとても僕好みの本で、貸してもらった。そんなふうにして(自分の意志ではなく、偶然、人から借りて、ということだ)本を読むのは本当に久しぶりのこと . . . 本文を読む
ミッシェル・ゴンドリーがアメコミ大作に挑戦する。しかも劇場版は3Dである。凄い大作のはずが、彼がやるとなんだかとってもキッチュで、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような映画になる。まぁ、それって、いつものことなのだが。
重量感のない、ペラペラな映画だ。クライマックスのカーチェイスなんて、だらだら長いのだが、未公開シーンを見たら(ブルーレイの特典としてついていた)これでも編集で思い切って短くし . . . 本文を読む
体が疲れていたから何も考えず、映画でも見ようと思った。そこで、今回はホラー&コメディー&アクションの3本立に挑戦した。ジャンル映画の定番である。これらのジャンル映画には、おもしろいものは確かにあるのだが、あまりに作品数が多すぎるし、基本的には安易なパターンの凡作ばかりだ。そんな中から秀作を見出すのは至難の業である。だが、せっかく見るのだから、凄いものを見たい、というのが人情だろう。ということで、 . . . 本文を読む