このあきれるまでもの嘘臭さと胡散臭さは他の追随を許さない。劇団乾杯、2年振りとなる待望の最新作は期待を一切裏切らない。相変わらずの惚け振りで、そのバカバカしさに笑うしかない。しかも今回も入場料は無料である。タダほど高いものはない、というけど、乾杯の芝居に関しては掛け値なしで、タダより安いものはない、と断言できる。世の中にはうまい話にはきっとなんか落とし穴があると疑いがちだが、乾杯にはそんなものは . . . 本文を読む
10年前の作品の再演である。なんと来年20周年を迎えるオリゴ党の20周年プレ企画。なんか15周年くらいから毎年ずっとこんな企画ばかりを延々と続けている気がする。もしかしたら10周年くらいからやってるような気も。岩橋さんはお祭りが好きなようで、オリゴ党祭りとかいうような企画も何度となく見た、気がする。
それはともかく、彼らはなんと今回初めて本格的に再演に挑む。(短編中編ではチャレンジしているが . . . 本文を読む
トレードマークの赤いツナギと必須アイテム、パイプ椅子。これぞテノヒラサイズ・スタンダード。今回が3度目の上演となるらしい本作は彼らの十八番。僕は初体験だったが、さすがだ、と思う。とてもよく出来ている。
目が覚めたらいきなりよくわからない状況に追い込まれていた7人の男女。縛られていて、猿ぐつわをされ、身動きがとれない。密室に監禁、である。なんでそうなるのか、心当たりはない。なぜ、自分たちがこ . . . 本文を読む