一見すると、ハートウォーミングのように見える。『めぞん一刻』みたいなアパート、その管理人さんと住人たちのお話で、ここは賄い付きだ。管理人は女子高校生で、彼女の母親が男と駆け落ちしてしまったので、彼女がここの人たちの面倒を見ている。みんなの食事を用意して、お世話する。ここに住んでいる人は、たった3人。小学教師の30代女性、20歳の大学生男子、そして、一世を風靡した女流小説家(たぶん、30歳くらいか . . . 本文を読む
こういうタイプのエンタメ芝居は退屈なのであまり見ないのだが、これはとても丁寧に作られてあり、好感が持てた。5周年記念作品ということで、今回はいつも以上にこの集団の魅力を十二分に発揮したパフォーマンスを見せてくれたのではないか。目を楽しませる華麗なダンスと華やかな衣装、わかりやすくて単純なストーリー。パフォーマンスとしては申し分ない。あとこれに感動をプラスできれば、完璧だろう。
昔の新感線の芝 . . . 本文を読む
最初はとんでもないドタバタで見てられない、と思った。こういうテンションばかりが高くて劇団名通りの「からまわり」したような芝居って、見るのもしんどい。自分たちだけが楽しんで、まるでつまらないエンタメが一番たちが悪い。最初は嫌な予感がしたのだが、これは必ずしもそういう芝居ではない。ただ単純に、宇宙からやってきた謎の生命体ウギバZと、彼を捕まえるため地球にやってくる宇宙ポリス(スペース刑事)との戦い、 . . . 本文を読む