今年もHPFが始まった。今回は8本見る予定で準備している。いつものことだが、なかなかスケジュールの調整が難しいけど、できるだけたくさん見たいと思う。それと、出来るだけ初めて見る学校の作品にチャレンジしたい。どうしても、これだけは外せないと考えるうちに、定番高校ばかりになるというのがパターンだ。そこで、今回は日時指定だが、かなりお任せにも、した。
僕の1本目は信愛の『GAP』だ。信愛らしい作品 . . . 本文を読む
昨年、台湾だけでなく、香港でも記録的大ヒットを飛ばした青春映画なのだが、日本ではいつまでたっても公開されない。本国でDVDになったので、買ってきてもらって、ようやく見ることが出来た。かなり期待したのだが、正直言うと少し肩透かしを食らった気分だ。この手の軽い青春映画が、なぜ、ここまで熱狂的に受け入れられたのか、よくわからない。『海角7号』のときも、悪い映画ではないけど、そこまで熱狂するか、と首を傾 . . . 本文を読む
先日見た『苦役列車』、ちょうどその直前に読んだのがこの小説。さらには今読んでいる野中柊『彼女の存在、その破片』。まるで予定していたようにつながっている。まぁ、いつもそんな感じなのだが、こんなにも、無意識につながることもある。いずれも、ひとりの女を巡る話で、行方不明になった女を捜す話だ。というか、それは野中柊の本で、これは女が行方不明(男も)になったところで、終わる。『苦役列車』では、女はいなくな . . . 本文を読む