演出のキタモトさんは、この母と娘を冷徹にみつめている。きちんと距離を保ち、近寄りすぎることもなく、突き放すわけでもない。その微妙な距離感が、この作品を緊張感のあるものにする。
失われた義足を巡る母と娘の対話を通して、彼女たちの関係性を浮き彫りにしていく。母は娘に対して注ぐ愛情はストレートなものではなく、彼女に対してとても済まないという気分から、かなり下手に出た対応であり、娘の方が尊大だ。娘は . . . 本文を読む
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