今回のLINX'S は東京から4劇団を召集した『Non stop to TOKYO 』だ。しかも、今までとの違いは1劇団60分という中編を上演することだろう。そのため1プログラムは2劇団ということになる。僕は2日目の上演に行ったのだが、ニコルソンズはちゃんと1時間の作品になっているのだが、もうひとつの虚飾集団廻天百眼はなんと80分の長編。そのせいで、終演は10時半を過ぎてしまうという状況に陥るの . . . 本文を読む
いくらなんでも、これはあんまりだ。先月『ルーパー』を見たとき、こんな中途半端な映画を見せるなら、さっさと『ダイハード』の新作を見せろ! と思ったけど、(というか、このブログにそう書いたけど)あれは却下する。これに比べると『ルーパー』のほうがずっといい映画だ。
こんなくだらない映画に『ダイハード』のタイトルをつけてもらいたくはない。過去4作品とこれとでは雲泥の差がある。これはダイハードではない . . . 本文を読む
悪い小説ではないけど、このレベルの感傷には付き合えない。読み始めたから、一応は最後まで読んだけど、何とも思わなかった。子供たちの冒険を描いた日本版『スタンド・バイ・ミー』なのだが、こういう話はどこにでもあるから、ちゃんとした特質が必要だ。普遍を描くにも、共感だけではない突出した「何か」がなくては心に残らない。誰もがそれぞれの少年時代を持っている。それをどこまで客観的に、なおかつ、普遍的に見せるの . . . 本文を読む