1時間20分という上演時間が実に好ましい。オリジナル台本をそのまま見せるのではなく、カットすることでエッセンスを抽出する。この作品の持つ雰囲気を大事にして、テンポよく見せて気持ちよく終わらせる。軽やかさはこの作品の身上だ。
シニアだけによるよるキャスティングは、時に冗談のような配役も必要とするけど、それが楽しめる。(昨年見た作品は衝撃的だったけど、今回の女子高生も凄い。本当言うと、前回の幼女 . . . 本文を読む
筒井潤さんが、今回取り上げた3作品は、前作以上に冒険的だ。しかも、自分にしか出来ない(というか、しない)演出によって、(それでなくては彼がする意味はない)それぞれの作品を料理する手際は見事としか言いようがない。おもしろい。
だが、アフタートークで稲田真理さんが敢えて苦言を呈していたこともわからないではない。彼女ははっきりと「これじゃ、台本はいらないじゃないですか!」と言っていたのだ。筒井さん . . . 本文を読む
いろんな意味で疲れていたから、何も考えず、楽しめて元気になれる映画が見たかった。そこでこの映画を選んだのだが、予想に反して、つまらない映画でがっかりした。ハリウッドの娯楽映画は最近どんどんつまらなくなっている。特にこの手のヒーローものは、もうどうしようもなくマンネリ化している。先日見た『キャプテン・アメリカ ウインターソルジャー』が久々に興奮する映画だったので、もしかしたら、こちらはそれ以上の作 . . . 本文を読む