『クローバー』を見て、ちょっと頭がおかしくなったので、その壊れたままの頭で、この映画まで見てしまった。(時間が直結していたから、終了後5分連絡で見ることができた)
ありえねぇ。先に見ていた山下智久ファンの妻が「これは、ない」とあきれていたのだから、さすがに見るつもりはなかったのだが、たまたまこんなふうに時間が合うから、これは僕に「見ろ!」という神様のお告げだと思い、ついつい怖いもの見たさで、見た . . . 本文を読む
何に驚いたかと言って、もう衝撃的だったのは、劇場に僕以外男性がいない、という事実だ。100人程の中、たった1人。レディース・デーなんかに行ったからかもしれないけど、それにしてもこの圧倒的なアウェーの雰囲気には恐れをなした。これをラブストーリー、とでも勘違いして見に来たようなアベックですら一組もいない。すべて、女友だち同士の集団か、女の人がひとり。
恥ずかしいからあまりしげしげとは見なかったけ . . . 本文を読む
この作品を見たときの衝撃は半端じゃない。置き去りにされた。そんな気分にさせられた。主人公に突き放された。「あなたたちにはわたしのことは到底理解できない、」と。それは心地よい驚きでもある。大人だから、なんでもわかる、わけではない、という当たり前の事実をどうして高校演劇の芝居の中では起こり得ないだなんて高を括ることができるのか。
恐るべき子供たち。
作、演出、助演を兼ねる海老原百華さんが、今回のF地 . . . 本文を読む
関西の小劇場で、神原さんのようにずっと精力的に活動をされている人はいないのではないか。次から次へと新作を書いて、上演していく。しかも、自分のカンパニーだけでも3つ(神原組、ハレンチキャラメル、浮狼舎)も持ち、それ以外も含めて(継続的に福井県でもされている)さまざまな公演をこなしていく。
夏のハレンチキャラメルに続いての本公演である。番外公演と銘打つのは彼女の美意識だろう。浮狼舎としての本公演は、 . . . 本文を読む
厳密に言うと「第64回大阪府高等学校演劇研究大会」ということになるようなのだが、なんか「研究大会」という言い回しは苦手だ。2日間で8作品を見せてもらった。
いずれも、興味深い作品ばかりで、出来ることなら1作品ごとに詳細に書かせてもらいたいくらいだ。だが、時間もスタミナもないし、すでに、講評会で、しゃべらせてもらった。(まぁ、審査員3人で1作品5分という限られた時間だったけど)ここでは、全体につい . . . 本文を読む