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映画・演劇のレビュー

『同じ星の下、それぞれの夜』

2016-01-10 22:42:28 | 映画
3話からなるオムニバス映画だ。タイ、フィリピン、マレーシアを舞台にした3本立。東南アジアの3つの国で日本人が繰り広げる短編集を新進の若手監督3人が手掛ける。これは第4回沖縄国際映画祭の企画である「地域発信型プロジェクト」で製作された作品、ということらしい。だから製作はよしもと。「サウダーヂ」の富田克也、「パビリオン山椒魚」「乱暴と待機」の冨永昌敬、「NINIFUNI」の真利子哲也という布陣。 富 . . . 本文を読む
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長嶋有『祝福』 他

2016-01-10 22:01:25 | その他
赤白のカバーでこのタイトル。実に目出たい小説ではないか、と思い、正月にぴったりと思い、新年最初にこれを読み始めた。10話の短編からなる。主人公は男女交互で、5人ずつ。だから帯には「長嶋有によるひとり紅白歌合戦」とある。(でも、歌は歌わないけど。) いずれの作品も、長嶋有らしいものばかり。要するに別段何のお話もない。だらだら、日常のスケッチのようなもの。そっけないし、味けない。でも、それがなんとも . . . 本文を読む
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劇団太ロウ『机上の空論』

2016-01-10 21:21:48 | 演劇
今年最初のお芝居である。そして、ウイング・カップ後半戦のスタートとなる作品でもある。今回の「ウイング・カップ6」は、計6本。昨年の9月から始まり10月までに、まず3本、そして、この1月から2月にかけて後半の3本が上演される。 サブタイトルとして「ワタシタチハタダコレカラノコトヲカンガエテイタ」とある。でも、なんだかよくわからない。50分ほどの中編作品。2人芝居。タイトル通り机上で話は展開する。主 . . . 本文を読む
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