3本がそれぞれ自分たちの罪について、その罰について、しっかり見つめてみるという正攻法の芝居で、がっつり作られてあり見応え満点。こんなにもわかりやすいA級作品って初めてではないか。でも、それが観客に対するサービスでも妥協でもなく、このテーマに対する作り手の真摯な姿勢を示すものになっていて素晴らしい。重いテーマをガツンと突きつけてくるけど、重い芝居にはならない。とても見やすい芝居でさら . . . 本文を読む
高橋弘希『日曜日の人々』他
なんだかのんびりしていて牧歌的なタイトルだが、実際はとてもキツい話だ。自殺サークルのお話。そこは、日曜日に集まってそれぞれが自分の抱える問題を話す自助団体なのだが、結果的にここからたくさんの自殺者を出すことになる。
恋人で、従姉の自殺。主人公は、彼女の死の秘密を知りたくて彼女が所属していたこのサークルに入会する。彼女の残した遺稿を読みたくて。だが、気 . . . 本文を読む
久々にDVDを借りて映画を見た。それなのに、数ある映画の中から、こんなB級映画を選ぶなんて、情けない気がしないでもない。ただ、ずっと気になっていた映画だし、旧作になっていたから100円だし、ついつい借りてしまったのだ。
イーライ・ロス監督の映画は初めてだ。彼の名前はジョン・ワッツに教えて貰った。ジョン・ワッツのB級ホラー映画を見たとき、そのパイロット映画をイーライ . . . 本文を読む