予想通り一作目ほどには面白くない。2匹目のどじょうというわけではないのだけれど、(もともと原作が2部作スタイル)この後半はつまらない。大胆にも少年時代だけで完結させた前作は確かにあれで終わっていたのだ、なのに、大ヒットしたから、後半も映画化してしまった。
なぜ、彼らは27年後にもう一度あの町に帰ることになるのか。そこをもっと説得力のある描き方をしなくてはこのお話は . . . 本文を読む
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こんなくだらない映画でも続編が作られる。大ヒットしたから安易にインスタントですぐに作るというわけではなく、それなりのヒットで、まさかの続篇製作って感じなのか? 今頃作ってどうするのか、という感じもするが。
こういうB級映画は、たまたま見て、なんだか拾いものの面白さ、で、すませるのが一番なのだが、今回の登場は、忘れていた頃に還ってきました、っていう感じ。なんとも不 . . . 本文を読む
5話からなる短編連作というスタイルを取るのだけど、江之子島文化芸術センターという建物全体を使い、さらには周辺の散策まで含めて複数の空間を回遊しながら完結する2時間の作品。しかも、観客は4つのコースに割り振られて、20人ずつくらいがそれぞれ別々の場所に誘導される。最後に初めて一緒になる。
僕が見たのは1話目が「ある男の部屋」。4階の窓の外にナビゲーター(加藤智之)が . . . 本文を読む
なんとも言いがたい芝居だった。こんな題材を取り上げて、しかも、このテンションで、若い作家が(劇団が)1本の芝居を作ろうとする.その事実に驚かされる。作、演出の和田見慎太郎は、なぜ安楽死を扱うことを望んだのか。そこに介護の問題や、認知症の問題も絡めてみたのはなぜか。安易な企画だとは思わない。だけど、意図が見えてこない。僕は作り手の意図が知りたい。そこを手がかりにして芝居を作る(見ると . . . 本文を読む