まさかこのタイトルでこのサブタイトル付き。作者名も「これって何?」って感じ。カバーのイラストも可愛いし、メルヘン満載感いっぱいのマイナビ出版という知らなかった出版社から出ている文庫本。それをたまたま読むことにした。よくある『深夜食堂』っぽいタイプの小説だ。癒し系の軽い読み物。通勤電車用に読み始めた。予想通りほっこりする安眠ストーリーで、たまには息抜きにちょうどいい。というか、今は人生そのものが息抜 . . . 本文を読む
監督は本作が長編監督デビューとなるイ・ソルヒ。主人公の女性が抱える現実を落ち着いた文体で淡々と見せる。そこには過剰な思い入れはない。説明も一切ないまま話は進む。彼女は訪問看護をしている。目の見えない老人とその妻で認知症の老婆の世話をする。彼らには息子がいるけど、老夫婦の面倒をみることはできない。彼女はたったひとりでビニールハウスに住んでいる。貧困な暮らしに甘んじるのは貧しいからだけではないみたいだ . . . 本文を読む
最近近大によく芝居を見に行っている。ちょうどこのウイングカップ開催中に4本見た。ここで学生劇団(授業の発表会も含む)の公演を見るためだ。最初は知り合い(ウイングカップの審査を一緒にしている土橋さんや笠井さん)が指導している公演を見るために行ったんだけど、なかなか興味深い芝居が続くからついつい暇にあかせて他にも何本か見てしまった。若い演劇人が自分たちの力を試す。ウイングカップの劇団よりさらに若い人た . . . 本文を読む
後半の4話を一気見した。核弾頭搭載の有無(話のフックにしてるけど)を曖昧にして、話を展開することには引っかかるが、そこは目をつぶって見ることにした。日米の対応を軸にする政治的側面を描いた部分も甘い。さらにはクライマックスの東京湾内での対戦をマスコミや一般人の対応がちゃんとは描かれてないのも気になる。だけど、3、4話の弛緩した展開から吹っ切れて、後半はなかなか見せてくれる。
日本政府と . . . 本文を読む