『恋は光』が素晴らしかった小林啓一監督の最新作は新聞記者が主人公だから一応社会派映画か?なんて思いながら見始めた。 高校の新聞部が舞台となる。これは「櫻坂46」の藤吉夏鈴が主人公を演じるアイドル映画でもある。僕は全く彼女を知らなかったが、アイドルなのになんか地味。周りに溶け込んでしまう。彼女は夢の高校に入学して憧れていた文芸部に入るための入部テストを受けている。高校のクラブに入部テストって? なん . . . 本文を読む
藤井美保が台本を書き、川田陽子が演出する。ふたりの黄金コンビに武田操美が絡んできて、劇団准教授。この3人が勢いで仕掛けた芝居はとてもシックな作品に仕上がった。クラシックなバーが舞台だ。ママと、そこにやって来る客とのドラマが綴られる。ゆっくり(ゆったり)したタッチで語られる。何も語らないくらいに。20年前の火事で亡くなった人たちと、今を生きる彼らの知り合いや身内との再会が描かれる。事前にチラシや当日 . . . 本文を読む
今年も楽市楽座がやってくる。なんと旅芝居を始めて15年になるということだ。(楽市楽座は33年)今年の演目は『金魚姫と蛇ダンディー』の新作。なんとふたりが宇宙に行く話に。とはいえ、話は途中から好きなところに行く話にスライドして、今はなくなった懐かしい鏡池に向かう。宇宙から地球を眺めると青いなんていうシーンもある。電報が届いて、ふたりは宇宙船ラフレシアに乗って旅する。90分の舞台は途中にゲストタイムを . . . 本文を読む