7歳の少女が父の誕生日に行く。それだけの一日。こんなにも何もない内容。しかも淡々とした描き方。これで映画として成立するのか、と思うくらいにさりげないスケッチだけで終わる。少女は主人公のはずなのに、あまり登場しない。肝心の父は病気で一緒にはいない。ベッドにいて、会うことも叶わない。メキシコの新鋭リラ・アビレス監督作品。大胆すぎる。わざとイジワルするように少女を無視して話はドキュメンタリーのように描か . . . 本文を読む
世界中のさまざまな人たち、17人にインタビューしてそれを記事に書いて発表する。自分の足で出向いてアポを取り,取材した。日本から始めてヴェトナム,イラク、トルコ、インド、アイルランド、コンゴ、ギリシャ、スペイン,コロンビア、コスタリカ,メキシコ,最後はアメリカ。『地球人インタビュー』と名付けた。職業や世代もバラバラ。だからこれが客観的な「何か」というわけではない。だけどこの17人から確かに伝わってく . . . 本文を読む