この春、一番の期待作だったのだが、残念ながら期待外れの1作になった。予告編の出来がよすぎなのだ。あれを見ればみんな過大な期待を抱くこと必至だ。どれだけ凄い映画か、と期待に胸膨らませてスクリーンに対峙する。すると、なんだか、よくあるような映画しかそこにはない。奇想天外で、荒唐無稽。ありえないような冒険がそこにはある、と思った。だが、予定調和のストーリー。妄想癖にある冴えない男が、冒険に出て成長する。確かにあの予告編と同じストーリーが展開するにはするのだが、
見ながらこんなはずじゃない、と何度も思う。そして単調な展開に気がつくと、うつらうつらしている。やばい、眠すぎる。仕事がハードだったので、映画館に入るとなんだか、安心してしまい、居眠りしてしまった。それで、ちゃんと見られてないから、あまり楽しめなかったのかもしれないけど、でも、なんだかなぁ、と思う。もっと、ドキドキしてワクワクさせてくれる映画だと思ったのに、そうじゃなかったのは事実だ。おもしろかったなら、居眠りなんかしないから。
映画の作りが緩すぎて、ここには驚きがない。予告編には驚きがあったし、それがこの映画の売りのはずだったのに、どうしてこんなことになったのだろうか。単なるヒュ―マンコメディなら、最初からそう言って欲しかった。過大な期待はしなかったからだ。「主人公はあなた!」なんていうコピーにだまされた。
好きな女の人に自分の気持ちを告白できない気に弱い男が主人公だ。しかも、いい年したオヤジなのに。そんな彼が真面目に仕事をしてきたけど職場を追われることになる。彼が悪いからではなく、雑誌(ライフ)が廃刊されることになったのだ。その最終号の表紙を飾る写真がなくなった。そこでそれを探すための旅に出ることになる。
もっとファンタジーのような映画を期待してしまった。だが、そうじゃない。ただの普通のヒューマンドラマだった。ちゃんと作ってある。だから、悪い映画ではないのだ。だが、それ以上の「何か」を、ここに期待してしまったのが悪かった。だいたいこれは新しい映画ではない。ダニー・ケイ主演『虹を掴む男』(1947)のリメイクなのだ。そんなこともまったく知らなかったし。
見ながらこんなはずじゃない、と何度も思う。そして単調な展開に気がつくと、うつらうつらしている。やばい、眠すぎる。仕事がハードだったので、映画館に入るとなんだか、安心してしまい、居眠りしてしまった。それで、ちゃんと見られてないから、あまり楽しめなかったのかもしれないけど、でも、なんだかなぁ、と思う。もっと、ドキドキしてワクワクさせてくれる映画だと思ったのに、そうじゃなかったのは事実だ。おもしろかったなら、居眠りなんかしないから。
映画の作りが緩すぎて、ここには驚きがない。予告編には驚きがあったし、それがこの映画の売りのはずだったのに、どうしてこんなことになったのだろうか。単なるヒュ―マンコメディなら、最初からそう言って欲しかった。過大な期待はしなかったからだ。「主人公はあなた!」なんていうコピーにだまされた。
好きな女の人に自分の気持ちを告白できない気に弱い男が主人公だ。しかも、いい年したオヤジなのに。そんな彼が真面目に仕事をしてきたけど職場を追われることになる。彼が悪いからではなく、雑誌(ライフ)が廃刊されることになったのだ。その最終号の表紙を飾る写真がなくなった。そこでそれを探すための旅に出ることになる。
もっとファンタジーのような映画を期待してしまった。だが、そうじゃない。ただの普通のヒューマンドラマだった。ちゃんと作ってある。だから、悪い映画ではないのだ。だが、それ以上の「何か」を、ここに期待してしまったのが悪かった。だいたいこれは新しい映画ではない。ダニー・ケイ主演『虹を掴む男』(1947)のリメイクなのだ。そんなこともまったく知らなかったし。