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映画自体とはまるで関係ないけど書かずにはいられない。この映画を大阪弁護士会館の企画イベント(「離婚後の共同親権導入について考える」映画とシンポジウム)として見たのだが、あまりに杜撰な上映のされ方に呆れ果てた。
途中でクレームをつけるために席を立とうとしたがしばらく我慢して見た。前半はまだ明るいシーンが多くて耐えられたからだ。だが後半ナイトシーンが多くて、しかもクライマックスの緊張感のある暗闇での長回しなんて全く何が映っているのかわからないまま真っ白のスクリーンを見る。だから何も見えなかった。映画上映なのにホール内の灯りをかなり残したままで上映していたのだ。最初は途中でスタッフが気づいて消してくれると思い、待ったがまるで消す気がない。これでいいという判断だったみたいだ。あり得ないことだ。これは映画への冒瀆だ。
仕方ないから帰宅後,Amazonプライムビデオの配信で改めて見ると,劇場では見ることが出来なかった暗いシーンを見ることが出来た。終盤はほとんど初めて見た気分。
映画はとてもよかった。最初に見た時はまるでわからなかったことも明確にわかった。驚きの出来事である。
ジュリアンの父親への恐怖がその表情から伝わる。これはかなり微妙な映画だからちゃんとした映画館で見なくてはならない。今回の件は事故だというしかない。明るいシーンも含めて,映画は暗闇で見るもの。主催者は深く反省してもらいたい。