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ジェラルド・バトラー主演のパニック・アクション映画。前半は航空パニック映画。新年初フライトはシンガポールから東京までの便。もちろん機長はジェラルド・バトラー。乗客は14名。そこには殺人犯と護送の刑事もいる。悪天候の中、落雷に遭い海上に不時着しそうになるが、なんとかフィリピンの離島に不時着。ここからはサバイバル映画かと思ったが、なんと島に潜伏する反政府勢力ゲリラに襲われて、監禁される。脱出劇に。
全く違う映画を抱き合わせたような一粒で2度美味しい映画になった。しかもちゃんとラストでは航空機アクションにも戻ってくる。いくらなんでもこんなマッチョで強いパイロットはおらんやろうけど、ジェラルド・バトラーだから仕方ない。あり得ないことをやり遂げる。めちゃくちゃやりまくるけど、何故か納得できるのもジェラルド故か。昔のスタローンやシュワルツネッガーでは旅客機の機長は無理だし、トム・ハンクスならテロリストに殺されてしまいます。唯一リーアム・ニーソンならやれそうだけど、あの人の強さはいささか嘘くさい。年齢的に無理して頑張るけど、リアルじゃない。ジェラルドさんはここまでやっても彼なら許される気がする。よく出来た娯楽アクション映画。