わざわざこの映画を見る前に、予習で前作『エイトレンジャー』をツタヤで借りてきてしまった。ある程度は想像していたから、ショックではないけど、それにしても、ここまでつまらない映画だとは思いたくなかった。堤幸彦監督作品なので、それなりには楽しめるはず、と予想したのに、これは酷い。『トリック』も大概だったけど、この映画のくだらなさは半端じゃない。
こういうSF的な設定を用意したにもかかわらず、あまりにしょぼいビジュアルと、それ以上にエグイお話に倒れそうになる。もう少し、ちゃんとしたお話を用意しましょうよ。ないわ、これは。アイドルの顔見せ映画なんてこの21世紀に存在しない。だいたいアイドルゆうても、関ジャニやし。エイトレンジャーなのに、7人組という間抜けさも、この内容では笑えん。
1作目の惨さゆえ、2作目を見る前にもう免疫が出来ていたけど、この2作目も、やはりまるで同じようなノリの映画で、失望を新たにした。お話の設定自体は決して悪くはないのだが、それをヌルイ作り方で見せるから、つまらないのだ。映画というよりも、ただのバラエティでしかないのが、つらい。
一応これは映画なのだから、それだけの矜持を持ってもらいたい。子供だましにもならないようなお話でお茶を濁すべきではない。7人のキャラクターが、まずエグイ。どうしてこういうバカバカしいキャラにしたのだろうか。わざとそうしていることは明白なのだが、そうすることで、どういう効果があるというのか、今回のゲストである前田敦子のキャラは悪くはないけど、これもそれだけで、まるで生かされない。こういう冗談のようなユルイ話は堤幸彦の得意技なのだろうが、今回は全然機能しない。
実は、HPFの昼の部と夜の上演のつなぎで、時間がたまたまドンピシャだったから、見たのだが、それにしてもこれはないのではないか。予習までして見ようとする僕の生真面目さだけが際立つ。
こういうSF的な設定を用意したにもかかわらず、あまりにしょぼいビジュアルと、それ以上にエグイお話に倒れそうになる。もう少し、ちゃんとしたお話を用意しましょうよ。ないわ、これは。アイドルの顔見せ映画なんてこの21世紀に存在しない。だいたいアイドルゆうても、関ジャニやし。エイトレンジャーなのに、7人組という間抜けさも、この内容では笑えん。
1作目の惨さゆえ、2作目を見る前にもう免疫が出来ていたけど、この2作目も、やはりまるで同じようなノリの映画で、失望を新たにした。お話の設定自体は決して悪くはないのだが、それをヌルイ作り方で見せるから、つまらないのだ。映画というよりも、ただのバラエティでしかないのが、つらい。
一応これは映画なのだから、それだけの矜持を持ってもらいたい。子供だましにもならないようなお話でお茶を濁すべきではない。7人のキャラクターが、まずエグイ。どうしてこういうバカバカしいキャラにしたのだろうか。わざとそうしていることは明白なのだが、そうすることで、どういう効果があるというのか、今回のゲストである前田敦子のキャラは悪くはないけど、これもそれだけで、まるで生かされない。こういう冗談のようなユルイ話は堤幸彦の得意技なのだろうが、今回は全然機能しない。
実は、HPFの昼の部と夜の上演のつなぎで、時間がたまたまドンピシャだったから、見たのだが、それにしてもこれはないのではないか。予習までして見ようとする僕の生真面目さだけが際立つ。