習慣HIROSE

映画・演劇のレビュー

『ガーンジー島の読書会の秘密』

2019-09-05 21:56:48 | 映画
  たまたまなんだけれど、ドイツ軍の兵隊から言い逃れするために、「読書会をしてました」と言ったことがきっかけで、始まった。1941年、ドイツ占領下、イギリスのガーンジー島(どこにあるんだろうか?)。夜の外出は禁止されているのにもかかわらず隠れてお酒を飲んで美味しいものを食べる会をしていた。その帰りにドイツ兵に捕まったのだ。   生きるために必要なもの。抑圧され自由を奪われ . . . 本文を読む
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『プロメア』

2019-09-05 21:49:19 | 映画
  この夏のアニメーション映画攻勢は凄まじい。大ヒット作『天気の子』を筆頭にして『トイストーリー4』やら、なんやら、邦画も洋画もアニメだらけ。そんな中にこの1作も紛れ込んでいる。でも、これは夏休みにもずっと上映していたけど、(それに今もしているけど)実は5月下旬からロングランにしているのだ。驚きである。 中島かずき原作、脚本のだから劇団☆新感線ノリの映画で、こんな活劇もありなのか、と . . . 本文を読む
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『引っ越し大名』

2019-09-05 21:41:46 | 映画
  またぞろ、このパターンの映画か、といささか食傷気味。『超高速参勤交代 リターンズ』くらいでとどめておけばいいものを、あの手この手でこういう変種の時代劇を連打する松竹映画は、これこそが金鉱だとでも思ったのか。   だがそれにしてもこの映画は地味すぎる。こんなにも地味な映画で2時間、大丈夫か、心配になるような展開だ。図書館で毎日、本を読んでいるだけの生活をする書庫番の男が . . . 本文を読む
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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

2019-09-04 20:40:13 | 映画
なんと2時間41分もの長尺だが、まるで飽きささない。まぁ、タランティーノだから当然のことだろうけど、それにしても、こんな単調な映画なのに、この面白さ、である。しかも、だらだらした映画で、ストーリーはありそうでない。ドキドキさせるのは終盤のシャロン・テート事件を描く部分だけで、それまでの本筋は主人公の2人が過ごす週末の2日間のスケッチでしかない。 落ちぶれた映画スター(レオナルド・ディカプリオ)と . . . 本文を読む
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