「モンスナック」(新宿)

          

 どこで知ったのかはもう覚えていないのですが、随分前から行こうとリストアップしていた新宿のカレー屋「モンスナック」です。

 以前、京王線沿いに住んでいた時は、ターミナル駅としての新宿は伊勢丹を頂点として、ハレの街でした。ただ、中学生には映画館、紀伊国屋、チープなカジュアルウエアのタカキューくらいしか用のある商業施設はなく、目当てもなく歩き回っていました。

 新宿には寄らない住環境になって長いですが、今でも新宿を歩くと少しだけワクワクします。

 用事があり久しぶりの新宿です。モンスナックは紀伊国屋の地下の食堂街にあります。昭和39年の創業らしいので、以前からあったのでしょうが気付きませんでした。

 この地下街には、ずっと前に「まるてん」という博多うどんの店があり、「このうどんは博多のうどんじゃなか」と文句を言っていた客がいたことを友人から聞いてよく覚えています(味は忘れました)。
 この「博多のうどんじゃなか」という言葉が強く印象に残っていて、大の博多うどん好きなのに、東京での博多うどんの店は避けるようになってしまいました。いくつかあるので久しぶりにどうなのか試してみようと思います。余談でした。

 ポークカレー、チキンカレー、ビーフカレー、玉子カレー、カツカレーなどメニューに並んでいます。店頭に貼られた紹介記事を読んでもどれが人気かよく分からなかったので、一番上のポークカレーにしました。
 ここは、主たるメニューの大半も日替わりでサービス価格で提供されるようで、ポークカレーも600円→550円でした。

 さらさらのルーがたっぷりの今でいうスープカレーです。軽い旨み、甘味のある飲むように食べるカレー。うまい。並盛でもルーの量十分。好みのタイプです。

 初めて食べたのにどこかで食べた味。カレーには他の食事にはない、懐かしさがあります。




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