この浜は家から3キロほど離れ、度々 夕日の撮影に訪れる何の変哲もない小さな砂浜。
砂浜の陸側、道路の護岸沿いの砂地。規模は小さいが、数種類の海浜植物が自生している浜
です。
浜辺で、花を咲かせている海浜植物。ハマベンケイソウ(浜弁慶草)、蕾のうちは淡紅色、開花すると青紫色。葉は肉質で
白緑、花も葉も浜で生育する植物の中では独創的です。当地では、この時期になると道路沿いの空き地に、ヤブニンジンの白い花が咲き乱
れる。本来は、陸地で花を咲かせる植物と思っていたが、自生地を砂浜にまで広げる逞し
い植物です。ナミキソウ、主に海岸部に自生していることから漢字での表記は、波来草。この花の
大きな特徴は、2個が同じ向きに花を咲かせる。この浜は、市内で唯一知るナミキソウの
自生地です。