9月、暑さも和らぎ庭の草花が活き活きとして来た。 ヒダカミセバヤが蕾を膨らせている。
白緑色の葉と蕾のコントラストが爽やか植物。これから秋が深まると、ピンク色の金平糖を散り
ばめたような花を咲かせる。ウラハグサ(裏葉草)。見えているのは、色鮮やかな裏葉。茎を軸に裏表が逆に生え
る。微かな風に茎と葉を靡かせる事から、別名では風知草とよばれる。
本来の自生地は、本州以西から中部にかけての山地。特に箱根、丹沢山系に自生する
事から、ラテン語の学名や英名でも、'Hakone の草'と表記されている 我が国の固有種イネ
科の植物です。
ヤブラン、本来の生育適地は本州以西の温暖な土地。小さな薄紫色の花は、目を
凝らして見ないと気が付かない。葉と花の雰囲気は、この時期の庭に落ち着いた風情を
醸し出してくれます。 ブラキカムの和名は、ヒメコスモス。今年も花を咲かせ始めた。花も葉もコスモスの
ミニバン。花色は薄い赤桃色、草丈は約30cm程。品種は多く、この花は一年草タイプ。
秋に地上に落ちた毀れ種は、翌根の春になると旺盛に芽生える。毎年 この季節になると、
コスモスに似た可憐な花を咲かせてくれます。