久し振りに空気が澄み渡る。野にそよぐ風にも、何処か秋の気配が漂い始め
た。家から車で僅か数分、牧草畑の道沿いに咲く野花です。
ユウゼンギクが、草の生い茂る土手で美しい花を咲かせている。
ユウゼンギクの花は、エゾノコンギク、ネバリギクと三兄弟のように良く似て
いる。ユウゼンギクが盛りを過ぎる頃になると、次はネバリギクの鮮やかな
花の出番です。
クサギ。初夏に咲く花も美しいが、この時期の実を包む薄紅色の殻と
緑色の葉との対比も美しい。もう暫らくすると殻が弾け、中から瑠璃色の実
が顔を見せてくれます。
キモンチョウとアカツメクサ。この蝶はアカツメクサの蜜が大好物です。
ツユクサ。今咲いているのは、水色と青色の花。この場所は先日まで、
他ではあまり見かけない、白い花を咲かせるツユクサの自生地です。
一週間ほど前、同じ場所で撮影した シロバナツユクサです。
今年は やや早め、ノブドウが様々な色の実を付け始めた。当地では、
ノブドウの実が色付くと、間もなくして本格的な秋が訪れて来ます。