トッカリショは、室蘭八景の一つ。地名の語言はアイヌ語。周辺は海面から垂直に切り立つ断崖絶壁が、小さな入り江を取り囲む。さらに、紺碧の海と擬灰岩かなる奇岩が、独特の景観をみせる市内屈指の景勝地。画面の左奥は、イタンキ浜の遠望です。
コハマギクは、東北地方から道内の太平洋側に自生する。自然環境の
厳しい断崖絶壁の岩礫に、しがみ付くしように根を張る。
吹きつける潮風に打ち勝つためか、花の大きさに比べて草丈が低い。可憐な
花を咲かせるキク科の山野草です。
連日、秋の爽やかな空が広がる。陽気に誘われ、トッカリショの草原に秋を求めて散策。
潮風が緩やかに流れる、海面から80メートルほどの高さの草原に咲く野花達です。アザミの種類は多く、なかなか判別しずらい。オオノアザミは、本州北部
~道内の太平洋側に自生する 秋に咲くアザミです。アキノキリンソウ。群生する事はあまりないが、小花を密に集めて咲く
草姿は遠くからでも良く目立つ野の花です。道路沿いの藪の中で山葡萄が実っている。今年は、ブドウの裏年なの
か房を付けている株を見つけるのが困難。早くも葉の一部が赤橙色に色付
き始めている。クサギ、再UPです。秋の陽射しに照らされ、瑠璃色の実と実を包んで
いた殻のコントラストがとても鮮やかな木の実です。切り立つ断崖上に広がる草原を隔て、観光道路が縫っている。道路脇
の草むらは、秋風に穂を波打たせるススキの群生地です。