久し振りにまとまった雨が降る。乾燥してカラカラになっていた庭の土も潤い、草花も瑞々しさを取り戻しま
し た。
2~3日前から、シラー・ヒスパニカが淡い青色の花を咲かせています。和名ではツリガネスイセン。小さな
ベル形の端正な花を咲かせる球根草です。 ビオラ・ラブラドリカ。流通名は「宿根スミレ・紫式部」。花の時期は終わりましたが、渋い葉色も魅力的な
植物です。
葉の上に雨の雫を乗せる。ナスタチウムとアルケミ・モリスです。
この時期のヒダカミセバヤは、白緑の葉と茎の臙脂色のコントラストが際立ちます。間もなくすると細い茎
先に紅色の小花を集め、かんざしのような可憐な花を咲かせます。ヒダカミセバヤは、日高から十勝方面に
自生するベンケイソウ科の多肉植物です。
ラミウム・ヘルマンズブライト。独創的な葉と花の組み合わせが絶妙です。我家の庭では3種類のラミウム
を育てています。下の画像は、白い葉の色が特徴的なビーコンシルバーです。
ウラハグサ(裏葉草)。草名の通りに茎の付け根で、葉のウラ側が表に、表が裏側にひっく返っています。
ややっこしい表現ですが、色鮮やかに見えるのは裏葉です。
さらに、僅かな風にも細い茎をしならせ、葉をなびかせる事から別名で風知草と呼ばれる。和の趣を感じ
させてくれる宿根草です。