バロータ・スペシオサの原産地は南アフリカ。わが国に渡来したのは明治時代と意外と栽培歴が古い
球根草です。朱色の花と深緑色の葉とのコントラストがとても鮮やかです。
開花の時期は例年8月から9月ですが、何が影響するのか分かりませんが全く花を咲かせない年もあ
ります。今年は、2本の花茎を伸ばした先端に、蕾を含めて6個ずつ12個の花を咲かせ始めています。
球根は、鉢土から上部が出るよう浅植えにしています。さらに、水はけの良い用土を好みますので、園芸
用の培養土に硬質鹿沼土を混合しています。この鉢の球根の大きさは直径は7cmほど。旺盛に分球を行
います。新たに出来た球根は、株の更新用として育てています。