季節を取り違えたのか、菜の花が咲いている。散歩で立ち寄った公園、土手の陽だまりに、
僅か10株ほど。草丈は低く、初夏の頃に咲く様子とは異なるが、どう見ても菜の花。周りの草は、
すでに枯れ葉色、瑞々しい薄緑の葉を付けて咲いている。月の始め頃は例年と比べて気温の高
い日もあったが、近ごろは 雪もパラつく冬の陽気。当地での生活35年、12月に菜の花見るのは
初めての出来事です。
アカバメギ(赤葉目木)が、赤い艶やかな液果を実らせている。元々はメギ
の園芸種、野鳥が種を運んだのか、森の中、大木の株元で自生している。
樹高は1メ-トル程。細い幹を数本立ち上げ分岐させた枝に、小さな果実を吊り
下げている。稜の有る褐色の枝には鋭い棘があり、別名コトリトマラズの異名を
持つ落葉低木です。
オオウバユリ(大婆百合)の実殻。冬の木漏れ日を浴び、ランプシェード
を連想させるように森の中で輝いています。
で菜の花を見た時には驚きました。三方を土手
に囲まれ、日当たりの良い場所で菜の花は自生
しています。
また、公園の敷地内には造成される以前から
の木々が鬱蒼と生い茂り、植生に興味を抱かさ
せてくれる森が存在しています。
今日は朝から小雪が降る一日でした。公園の
菜の花も寒さに凍えている事と思います。天気
が回復しましたら様子を見に行くつもりです。
いくら東京が暖かいとは言え、まだ菜の花は咲いていません
何か女性の装飾品のようにも見えるアカバメギの液果
森の妖精のランプシェードのようなオオウバユリの実殻
目を凝らすと森の中には、そこここに素敵な被写体がありますね