マスイチの展望台からの眺望です。目の前には太平洋の大海原が果てしなく広がります。一帯は、
市内を代表する景勝地、室蘭八景の一つにも選ばれています。
さらに、2012年には「ピリカノカ 絵鞆半島外海岸」として国が定める名勝に認定されています。
爽やかな風が流れていきます。軽く汗がにじむ身体に、最適な充電場所です。
マスイチの展望台を離れ、古木が鬱蒼と生い茂るアップダウンの散策路を行く。画像からは想像
出来ないでしょうが、道のすぐ右側は海からそそり立つ100m前後の断崖絶壁が連なっています。
断崖絶壁で、エゾヤマツツジ(蝦夷山躑躅)が紅色の花を咲かせています。
この場所は散策路沿い、囲いだけが設置された簡易展望台。足元には、120mほどの断崖が海まで
落ち込む。全く足を踏み入れる事が出来ない場所でエゾヤマツツジは自生しています。
V字形に切り込む断崖は真南を向く。他の断崖に自生するセンダイハギよりも、一足早く花を満開
に咲かせています。
岩盤の岩の塊と思われます。 そんな
大自然もまた不思議ですが そのような
岩には植物が根付くための土が窪みの
極僅かなところにしか無いでしょうが
そこにこのように根を張って花をつける
ツツジの花は、幸運の花 でも いつ
強風に吹き飛ばされるか いつ雪の重みで
引きずり降ろされるか・・そんな風雪に耐え
見事に春を告げてくれる植物たちに・・
感動と感激を覚えます。
この花たちも、II.san さまに目を向けてもらい
写真に収めて頂いて喜んでいることでしょう
り、火山岩・火山砕屑岩類などで構成されている
そうです。岩肌はひじょうにもろく、風や雨や雪
により長い間浸食を重ねてきたのでしょう。細か
い岩屑や枯れ葉などが長い年月をかけて堆積して
いるようです。それらを用土としまして、植物は
岩の隙間に根を張っているのでしょう。成長は相
当遅いと思います。
この断崖に自生していますツツジや他の植物が
どのようにして、成長したのか知りたくなるほど
です。