ワインの試飲会に表参道まで出かけたクアトロの父。
試飲アイテムは102種類。
口に入れたワインは出さない主義のクアトロの父であるが、さすがに命の危機を感じてソムリエさんを見習って味見をしたあとはワインをはき出したクアトロの父だ。
102アイテムの内、32アイテムはスパークリングワインであった。
その内12アイテムがシャンパンRMだった。
本格的なシャンパンRMの時代である。
さてシャンパンRMとは何か。
レコルタン・マニピュランの略で、自家栽培のブドウから自家製造したシャンパンのことで、小規模な個人生産のシャンパンである。
これに対して大手のモエシャンやブーブクリコなどのものをNMシャンパンと呼ぶ。
ネゴシアン・マニピュランの略で、ブドウを買い付けて大量生産する。
シャンパーニュ以外のワイン産地では自家栽培のブドウから小規模生産されるワインは極普通のこと。
シャンパーニュの小規模生産のワインが今まで注目されなかった方が不思議だった。
しかし小規模なだけに品質に当たり外れもある。
飲み手としてはその当たりを探すのが楽しみである。
この試飲会のようにシャンパンRMが数多く試飲できるのはとてもうれしい。
以前に紹介した“キュヴェ・デ・ザムルー”もシャンパンRMの当たりのひとつである。
この日の試飲会の中のひとつハートのラベルのシャンパン“ヴァンドヴィル”はクアトロに秘かに入荷している。
これも大当たりのシャンパンRMである。
シャンパンRM以外にも、注目のワインがあったこの試飲会だったが、それらはまた後ほどご報告。