ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

美味しい秋~甘鯛

2018年10月13日 | 魚の話

このところ豊洲に高級魚が全て集められているような状況だ。
それでも、クアトロが使っている魚市場から、クアトロのシェフの目利きに合った魚をこ仕入れた。
気仙沼のカツオ、鹿児島の天然真鯛、静岡のコチ、青森の天然生本マグロ、仙ぽうしの生カキなどだ。
そして、鹿児島の甘鯛は形も良く、艶も良い、今日の一押しである。
甘鯛は名前の通り、味わいに甘みのある魚だ。
しかし、顔立ちが頭巾を被った尼さんに似ているから尼鯛という説もある。
まあ尼鯛よりは甘鯛の方がおいしそうではある。
また京都ではグジと呼び高級料亭で扱われる魚だ。
頭の形がけったいな魚で屈頭角(クズナ)から転じたという。
静岡では、家康公もいたくお気に入りの魚で、この魚を献じた女中の名前から興津鯛と呼ぶ。
魚の名前にも色々と物語があるものだ。
何にしても、この甘鯛は秋から冬にかけてが旬である。
豊洲に負けないクアトロQ兵衛である。







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