2013年から2014年へかけての、ウクライナの市民デモの様子を描いたドキュメンタリー映画「ウインター・オン・ファイヤー」を昨夜観た。
ウクライナの人々は、ヨーロッパの統合に参加したかった。
彼らはヨーロッパ人だと訴える。
ロシアの傀儡政権が、ウクライナ市民の希望を裏切りEUへの参加を破棄する。
そこから、ネットをもとに市民運動が起こり、権力側の弾圧を受ける。
市民の団結は、乳母車を引いた女性から、年寄りや子供までに及ぶ。
ついに、大統領はロシアに亡命し、政権は倒れる。
その始まりから終わりまでを描いたドキュメンタリー。
現在のロシアのウクライナ侵攻は、その歴史の巻き戻しなのだろうか。
重い気持ちになる。
それでも翌朝には、トーストとコーヒーで普通の朝を迎えるクアトロの父。
テレビでは、ウクライナ戦線進展なしのような報道。
現地では、若者に映画「西部戦線異状なし」のようなことが起きているのだろうか。
※毎週火曜日の夜と水曜日全日は、クアトロの定休日になります。