ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

いつ食べるの?

2013年05月26日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo めったに食べられるものじゃないマスノスケ。
それは解っているのに、
「でも」
「しかし」
と云った接続詞がじゃましている。

でも、食べ時は今でしょ。

じゃ、いつ食べるか?

今でしょ

いつ食べるか?

今でしょ

クアトロに急がなくちゃ

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キング・マスノスケ

2013年05月25日 | 魚の話

Photo マスノスケがやって来た。
生まれはロシアだ。
北海道の漁港では、春から初夏にかけて“時知らず”の漁が行われる。
時知らずは、まだ回遊しているシロザケを若いうちに捕まえるというものだ。
卵に栄養を取られていない時知らずは脂がのっていて実に美味しい。
サケの王様とまで呼ばれる時知らずだ。
その時知らずはクアトロで西京漬けになっている。
ところが、昆布森にこの時知らず以上のものがある。
時知らずだけでも希少価値だが、さらに時知らず漁で希に獲れるサケがある。
“マスノスケ”である。
天然の国産キングサーモンのことなのだ。
ロシアから回遊してきたキングサーモンが希に時知らず漁で上がるのだ。
天然ならではのキングサーモンの美味しさは格別なものがある。
サケのキング・オブ・キングスなのである。
このマスノスケは魚市場でも滅多にお目にかかれない。
今日クアトロにやって来たマスノスケは特に顔が良い。
小顔で、きりりとした顔立ちは、まさにキング・マスノスケ。

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サラセン人の忘れ形見のトム

2013年05月24日 | チーズの話

Photo トムがやってきた。
フランスの中西部の出身。
この地域は、昔サラセン軍がフランスに攻めて来た時に連れてきた山羊の文化が残るところ。
山羊乳のチーズはフレッシュタイプが多い中で、ハードタイプの山羊乳チーズは珍しい。
その山羊乳のハードタイプのチーズがこのトム・ドゥ・シェーブルだ。
サラセン人の忘れ形見のトム。
このトムを口にするとまずは優しいミルクの香り、その後には、豊かな旨みがじっくりと口の中に広がる。
悠久の歴史を味わう思いがするチーズだ。
サラセン生まれのフランス育ちのトムをクアトロで味わおう。

※本日のディナーは貸切のため、一般の営業を休ませていただきます。

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マイ・フェア・レディ・マキ

2013年05月23日 | チーズの話

Photo_2 マキがやってきた。
出身はコルシカである。
そうナポレオンが生まれた地中海に浮かぶ島である。
海岸まで山がせり出すような島で、牛などを飼うような広い土地はない。
羊や山羊が多く斜面にはブドウも植えられ美味しいワインも作られている。
マキは、羊の生乳で作られたチーズだ。
乾燥させたローズマリー、セイボリー(サリエット)、フェンネル、ジュニパーベリー、赤唐辛子で覆われたこのチーズ。
マキは高崎のチーズ屋さんに、里子に出され大事に大事に育てられたマキ。
そのチーズ屋さんの親父は泣く泣くマキをクアトロに手放した。
シェーブルに似た味わいもあるが、ハーブが心地よく香り、とてもエレガントだ。
コルシカの田舎で生まれたとはとても思えない。
「マイ・フェア・レディ」のオードリー・ヘップバーンのようだ。
さてさて、クアトロでの社交界へのデビューは鮮烈なものになるだろう。

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クアトロ家御用達ワイン

2013年05月22日 | ワインの話

Photo 今日は孫の誕生祝いにいただいたシャンパンを飲んだ。
“ローラン・ペリエ”と云う英国王室御用達ワインだ。
バランスの良いエレガントな味わいは、なかなかのもの。
気圧も高いのか泡立ちも多い。
それにしても、グラス一杯からどのくらいの泡が出るのだろう。
ある説によると東京都の人口と同じぐらいだと云う。
それではと、数え始めたクアトロの父だが、飲む方が早く数え切れなかった。
今日は、柏レイソルもACL8強入りを決める勝利。
一段と美味しいシャンパンをいただいたクアトロの父はこのシャンパンをクアトロ家御用達に指定するのだった。

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