フランス・アルザスから“キュヴェ・ギョタク”という白ワインがクアトロに入荷。
ラベルにはたしかに魚拓が印刷されている。
このワインは特にお鮨に合わせてみたい白ワインということだ。
造り手のミットナット・フレールの奥さん・由佳さんは、長年赤坂のフレンチでシェフを務めていたという。
アルザスのワイナリーに嫁ぎ、繊細なお鮨という料理に合わせるワインにご主人とチャレンジしたのがこのワインである。
リンゴ酸系のおだやかな酸味、ほんのり果実味由来の甘み、香りは控えめである。
これは確かに鮨に合いそうだ。
そして、クアトロのカルパツチョにも合いそうだ。
ぜひ、お試しあれ。
サンダニエーレ産生ハムが到着した。
すっかりクアトロのお客様に認知されたサンダニエーレの生ハム。
クアトロの父は、この生ハムを出すたびに、お客様の感想を聞いている。
お客様の分析はとても参考になる。
「脂の入り方が良い」
「切る場所によって味わいが違う」「自分はもっと骨の近くが好きだ」
「肉の旨みが感じられる生ハムだ」
「他の生ハムより味が濃い」
「塩分が少なくていい」
などなどである。
「美味しいですか」と聞かれて、不味いとは云えないが、それでもただ旨いだけでなく感想を詳しく伝えてくれるクアトロのお客様はレベルが高い。
映画「ロッキー」で吊された肉をサンドバックにする場面は有名だが、あの肉はどうなってしまうのだろう。
サンダニエーレも実は叩かれているらしい。
といってもボクサーの練習相手をしている訳ではないが、一度プレスをかけられるという。
余分な水分を除く仕事人の技だ。
それがサンダニエーレの生ハムの特質のひとつ。
グラム当たりの価格からみればプレスをかけない方が儲かるのだが、サンダニエーレの生ハムには実直さを感じる。
※24日(月)25日(火)26日(水)は、クアトロ改装のためお休みさせていただきます。