北海道の鯛と呼ばれるのが真ソイ。
その刺身は、プリッと歯ごたえがあり、ジュワッと脂の旨みが口に広がる。
ソイも色々と種類があるが、刺身は真ソイが旨い。
メバルと間違えることもある形で、キツネメバルとか呼ばれるのも真ソイのこと。
北海道産真ソイを食べると、キツネダンスを踊りたくなるためだろうか。
今日は、お客様のお持ち込みワインをスタッフで飲ませていただいた。
「王のワインであり、ワインの王である」と云われるD.O.C.G.バローロである。
バローロは長期熟成を常とするが、この造り手は早飲みに仕上げている。
ワインの色は、バローロならではのレンガ色が無く、明るいルビーレッド。
香りは、開けたては閉じている。
酸は穏やかな印象。
味わいはフルーティーで、ザクロのようなニュアンス。
全体に食中酒として、優れたバローロ。
と、思っていると時間と共にこのワインの主張が出てくる。
飲み進むと味わいに変化のある、ボトルで飲みたいワインである。
王様やあなたががゆっくりと食事をしながら、穏やかな時間を過ごすのに良いバローロである。
※夜、お料理のラストオーダー、最終入店は8時30分
アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは9時
閉店は、9時30分。とさせていただきます。
仙禽とUAのコラボレーションで評判のお酒を2020年からリリースしていた。
2023年“仙禽UA1st.”がリリースされ、クアトロにも入荷。
仙禽と云えば、栃木県さくら市で、仕込み水と同じ水で育てられた酒米で醸すドメーヌ造りで評判の酒蔵。
UAと云えば?
クアトロの父は、チャップリンが創業者の一人として立ち上げた映画会社“ユナイテッドアーティスツ”かと思ったが、“ユナイテッドアローズ”と云う若者に評判のファッション・メーカーであった。
酒蔵とファッション・メーカーがコラボした、オシャレでこだわりのお酒“仙禽UA1st.”をクアトロでいかがだろう。
学生時代、映画のユナイテッドの会員であったクアトロの父は、このお酒をいただきながら、UAの映画をあれこれと思い浮かべるのである。
※まことに勝手ながら、火曜日の夜から木曜日まで、クアトロはお休みさせていただきました。
バレンタイン後日の男子は、チョコレートを堪能した男子とチョコレートに無関心を装う男子に分かれる。
チョコレートよりも、イノベーションするワインをどちらの男子にも紹介しよう。
色々と紹介したいが、まずは南イタリア・プーリアの“Mメルロー”はいかがだろう。
メルローならではの、豊潤な味わいを濃縮させたようなこのワイン。
このMメルローを飲むとまず目を丸くする人が多い。
そして瞳孔が開き黒目が大きくなり潤んだような瞳になる。
人によっては、急に声音が高くなり多弁になる。
人によっては、急に黙り込み考え込んでしまう。
血流が早くなるのか、頭をかきむしる人もいる。
このワインを飲むと恋に落ちた時と同じような素振りを見せるものだ。
このワインを妖艶なワインとも呼ぶ。
Mメルローとは、マリリン・モンローを謎えたのだろうか。
年配にしか解らない比喩ではあるが、バレンタイン・チョコよりもイノベーションなワインである。
クアトロの休み明けに、グラスワインでも楽しめるお勧めのワインだ。
※まことに勝手ながら、火曜日の夜から木曜日まで、クアトロはお休みさせていただきます。
クアトロの父のモテ期は、小学校6年生の頃である。
バレンタインという儀式が始まったばかりの頃に、いくつかチョコを貰ったクアトロの父の甘い思い出。
当時は、明治や森永の板チョコがバレンタインのチョコだった。
今年のバレンタインは、小学校6年生になった孫娘から、手作りの生チョコを二個貰ったクアトロの父。
モテ期に貰ったチョコにも負けない嬉しさである。
冷蔵庫を覗くと、男の子へ渡す生チョコが三個包装してある。
まあ、そうだよなと思うクアトロの父の聖バレンタイン当日のシチュエーションである。