昨日は迎盆でした
信州では迎え火に白樺の木の皮を玄関先で燃やして先祖をお迎えする習慣が残っています
お盆近くになりますと白樺の木の皮が何処にでも売られています
私は他府県から長野県に嫁して参りましたので
あの美しい白樺の木の皮をはがされた木はどうなるのだろうと素朴な疑問を持ちましたが
お盆用に栽培されている白樺があることを知って納得しました
お盆を迎えますと日中は気温が上がって夏本番ですが朝晩は大分涼しくなりました
雨が降ると寒い位の高原の夏ですヨ
急いでご紹介しないと秋になってしまいそうです
線香花火のような白い花をいっぱい咲かせているカラマツソウ(キンポウゲ科)は
この時期、霧が峰の山道でよく見られる涼しげな花です
花の様に見えているのは実は発達した雄しべの集合で花弁が見えません
唐松に似ていることからこの名が付いているそうです
シキンカラマツソウ(紫錦唐松)キンポウゲ科
同じカラマツソウですがこちらの種類は紫色の花弁(実はガクです)があるカラマツソウです
薄ムラサキの華奢な花が高原の涼風に揺れているの姿は涼しげこの上ありません
マツモトセンノウ(白花)ナデシコ科
先日オレンジ色のマツモトセンノウをご紹介しましたが
木陰でで白色のマツモトセンノウを見かけました
草原に時々ヤマウドの(ウコギ科)花が見られます
丁度ヤツデの花に似た姿の花が咲きます
エゾスズラン(ラン科)
野原で出会っても一寸見逃しそうです
全体が緑色の蘭です
霧が峰のヴィジターセンター前の花壇に保護されて沢山見られますヨ