★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

今頃くちなしの花が・・・

2005-09-11 21:57:14 | 季節の花



クチナシの花は初夏に咲くはずですが、今年はどうしたわけでしょう?

狭い裏庭に甘い香りがして、香りをたどってみるとクチナシの花が咲いていました。

蕾は葉と同じ色ですので、咲く迄殆んど気付かないでいました。

鉢植えを地面に放して3年目です。

今年の初夏には沢山の花を次々つけて良い香りで咲いてくれました。

庭に面した部屋の中が花の良い香りで満たされ、本当に贅沢な事でした。

八重のクチナシの花は咲き方が薔薇に似ています。

でも、実はならないそうですネ。

その昔、新米のもち米にクチナシの実を入れて

黄色いおこわを炊いて豊作を祝ったと言う話を聞いて、

是非私も黄色いおこわを試してみたくて実がなるのを楽しみにしていたのですが・・・

いい香りの返り咲きの花を咲かせてくれましたので「よし!」とします。

 

 

 


夏が過ぎて・・・

2005-09-10 07:34:23 | 思いつくまま



上高地に続く道すがらで紹介しましたスイカ畑ですが、

収穫がすっかり終って売り出されなかった規格ハズレのスイカが

手入れの行き届いた畑に転がされています。

気が付くと、かなり沢山のスイカ畑が其処ここに見られ、

スイカ栽培がされており、スイカが沢山出回るのが納得出来ます。

中には形が小さいだけで破棄されるものもあるのでしょうね・・・

市場に出回るスイカはかなり高価である意味が、このスイカ畑を見ると納得ですが

産地ですから、小型で格安のスイカも売られて良いのではないかと思ってしまいますが、

生産者は信用第一で1級品以外は出荷しないのでしょうネ。

冷蔵庫で冷やしやすい大きさの破棄されているスイカに心が残ります。

このスイカたちは次なる農作物の肥料になるのでしょうか?

お行儀良く並べられている破棄されたスイカの様子に、生産者の愛情が伝わります。

 

 

 

 


手作りの秋

2005-09-09 10:10:35 | 思いつくまま


松本に老舗のお菓子やさんがあります。

今年の立春に北アルプスの常念岳を見上げる安曇野の一角に

お菓子の製造工場を併設した店舗と簡易な喫茶室をオープンされました。

造ったばかりのケーキや生菓子を製造してから短時間で買えたり味わえる優れたお店です。

私の年代は身だしなみで親から茶道を習わされました。

「練りきり」は日本独特の季節を表現した美しいお菓子であると

茶席でお菓子に出会う度感心いたします。

随分馴染んで来たお菓子ですが「口どけ」と言われる一口、

口に入れたときの口中でとろけるお菓子の美味しさと、

季節を表現した美しさが一致するお菓子には本場の京都でも

そう沢山は出会えないと思うのですが・・・

常念の伏流水で工夫を凝らして造られている開運堂の生菓子には納得しますヨ。

和菓子のセットも用意されています。

適温で丁寧に入れて下さるお煎茶がおすすめです。

全て基本だと思うのですが、常念の伏流水も重要なポイントである事には間違いありません。

お菓子の周りのグリーンの部分は「きんとん」ですが、

栗の実はチャンと栗に似せた材料で細心の気を配り造られています。

四季を通じて一寸一休みさせて頂く、心憎い、楽しみな場所です。

と同時に、お菓子は生きていると実感させられます。

しっとりした美味しさは製造して間もないものが最高だと思います。

 

 


サイトウ記念(3)

2005-09-08 10:20:29 | 思いつくまま

ソリストと共に拍手に応える小沢征爾さん


台風が長野県にもっとも近づいていると予報されました時間帯に

まつもと市民芸術館で開催されますサイトウ記念の

今年の第3ステージになります「グレの歌」を鑑賞するべく松本に向かいました。

諏訪インターを入りますと同時に正面に八ヶ岳が見えるのですが、

どんよりとした雨雲に見え隠れする八ヶ岳から穂高方面に半円形の虹がかかって見えました。

昨年も丁度台風の真っ最中に出来たばかりのまつもと市民芸術館でオペラが上演されました。

サイトウ記念の演奏会は毎年この時期ですので、台風の影響を何らかの形で受けます。

新しく出来たまつもと市民芸術館は最高の音響・照明効果が設備されていると聞いていましたが、

噂にたがわず素晴らしいスケールのホールでした。

松本市がいかにサイトウ記念を支援しているかが一目瞭然に伺えます。

しかし、余り広い駐車場が設置されていないため

車で参りますと多少不便はありますが、駅周辺から大勢の観衆が

まつもと市民芸術館に向かって長い列を成して流れていく様子は壮観です。

「グレの歌」はデンマークの伝説に基づいた詩に

オーストリアの作曲家(シェーンベルグ)が曲をつけた作品と解説されていました。

最初はゆっくりと平和な様子が演じられ、

終盤はオールスタッフの演奏とソリストの歌声・100人の大合唱がホールに響き渡り

壮大なハーモニーに圧倒され魅了され、只々「素晴らしかった!」の一言に尽きました!



雨に咲く秋海棠

2005-09-07 07:33:15 | 季節の花



台風14号の影響で3日間も雨の日が続きました
諏訪地方は時々風が多少強く吹いたくらいで大して大きな被害は聞いておりません

雨が降ると植物は気持ち良さそうです。

島崎藤村の「雲のゆくえ」と言う詩があります。

庭の広いお宅では、この時期シュウカイドウがとても増えて

藤村の詩の状況がぴったりのお宅もお在りと思います。

藤村の心境がつたわりますネ・・・

「雲の行方」

庭に立ち居で ただひとり
秋海棠の花を分け
くもながむれば行く雲の
さらに秘密を開くかな

藤村は長野県の出身です
この詩は木曾でよんだのでしょうか?
それとも小諸でしょうか・・・

 

 

 

 


雨に咲くマチルダ

2005-09-06 09:28:57 | ばら


ゆっくりした速度で北上を続ける台風14号は東京や各地に集中豪雨をもたらして

大きな被害が出ていますネ。

毎年の事ながら台風には戦々恐々です。

稲も、リンゴ・なし・葡萄なども収穫の時期を間近にしています。

台風の停滞時間が長いと被害が大きいですから

早く行過ぎてくれることを祈らずにはいられません。

今朝も雨の中マチルダが咲いていました。

四季咲きでも余り季節に関係なく始終咲いている印象の愛らしい薔薇です。

すっかり開き切りますとプリマドンナのコスチュームのスカートの様な

ロマンチックで愛らしい薔薇です・・・

 


雨に咲くオールドローズ

2005-09-05 08:48:03 | ばら



台風14号の影響で今日は朝から雨が降っています。

庭の四季咲きのオールドローズ(スーベニル・ド・ラ・マルメゾン)の

秋の花が昨日までは中開きでしたのに、今朝見ると雨にぬれて開花していました。

雨にぬれると日持ちが悪いにもかかわらず、とても気持ち良さそうに雨のシャワーを浴びています。

一雨毎に秋が深まっていきますネ。

 

 

 

 


八ヶ岳を望む街路樹・ななかまど

2005-09-04 08:44:45 | 高原





八ヶ岳鉢巻き道路に通じている何本かの道は年々利用者が多く、整備されて参ります。

中央高速諏訪南インターを降りて八ヶ岳に向かいます道路の両側に

ナナカマドが植えられています。

花の時期は何気なく通り過ぎていますが、赤い実がぎっしり付くこの時期は

思わず足を止めたくなります。

ナナカマドの実は、この数日の朝晩の涼しさで見事に色付きました。

運転していて余所見は禁物ですが、これから色んな木々の実が見られ楽しみです!

 

 

 


美ヶ原へ続く道

2005-09-03 09:43:37 | 高原





今私が立っております所は鉢伏山です。

鉢を伏せたような形から鉢伏山と名付けられましたこの山は

野草の宝庫でもあります 。

そう広範囲に歩かなくても、沢山の植物が見られますので人気があります。

四季折々の花はすでに多くの人がHPやブログで紹介しておいでです。

今はすっかり秋の気配で色とりどりの花は姿を消しつつあります。

立ち止まった正面に美ヶ原が見えます。 

一段高くなっているところがそうです。

この細い道は美ヶ原へと続く近道のようです。

山頂は気象が変わりやすいので、ぼんやり眺めていると雲が

色んな形に変わって、自然の造形を愉しむことができます。

梅雨の時期は花も種類が多くてついつい歩いてしまいます。

雨上がり、たまたま美ヶ原にむかって虹がかかりました。

虹を渡って行けば簡単に美ヶ原に行かれそうですヨ!

 

 


色変わりする聖火

2005-09-02 06:49:15 | ばら



聖火の秋の花が咲き始めました。

1本の苗に、色変わりした花が何輪か付きますので賑やかです。

もう少し花を撤花せずにおきますと

花びらがカールして、中心の白が目立って

遠目には中心が白で花べりが濃いピンクのバラに見えます。

薔薇の名はイメージにちなんで付けられる例が多いそうですが、

オリンピックの記念に命名されたのでしょうか?