★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

春は名のみ

2006-02-08 08:29:51 | 季節の花







三寒四温とは言ったものですネ 

昨朝の雪にはびっくりでしたが一気に寒さが緩みました

そうは言っても私の住んでおります諏訪は未だ地面が凍っていますから

植物の開花には程遠いですが・・・

安曇野にありますお花屋さんの温室に植えられて春を告げるボケや梅の花が咲き始めています

精一杯春を知らせてくれる愛らしいその姿を見るだけで

ここまで車を走らせてきた甲斐があります

街中から雪こそ消えましたが目線の先は雪化粧の山岳地帯が広がっていますから・・・

春は名のみに変わりありません























庭に雪が・・・

2006-02-07 09:37:06 | 思いつくまま
                      蹲にも雪が積もって・・・









立春寒波の影響でしょうか昨夜から雪が降りました

零下の気温は緩み暖かい雪の朝です

10cmほどの積雪でしたが私の地方とすれば珍しい雪景色です

雪かきの前に庭の雪景色を記念に写してみました

重たい春の雪で雪かきしている傍から融けていきます

表通りは国道です 車の通りが激しいので道路の雪はすっかり融けています

昨朝は零下7度で仮死状態の心境でしたが、雪が降っても暖かな朝は動きやすいです




                       石 楠 花




                  今シーズン初めて垣根にゆきが・・・


やしょうま

2006-02-06 10:39:06 | 思いつくまま








安曇野に「道の駅ほりがね」があります

地元の農家で取れた新鮮なお野菜やくだもの、加工食品が沢山売られています

その中に「やしょうま」という綺麗なお餅(?)のようなものが真空パックしてあるのを見つけました

先日立春茶会に使われました雲平をご紹介しましたが、あの雲平の大型のイメージです

『古来、各寺院ではお釈迦様の入滅をしのんで

毎年2月15日に行われる法要に餅菓子を備える慣わしがあります

各家庭でも米の粉を色取り良く加えて様々な模様に作り上げ仏壇に供えて先祖の供養をしました

この餅菓子をやしょうまと呼んでいます』 と説明書にあります

きっと作り方は雲平や金太郎飴と同じであろうと想像されます

焼いて甘辛醤油味で味わってみて下さいとありましたので早速試してみました

材料がお米の粉なのでお餅とは一味違った食感とおだんごのよう素朴な懐かしい味がしました

花咲く春が遅く冬の長~い信州では生活の行事の中に彩りを取り入れて工夫を凝らして

楽しんでいた先人の知恵に感心しながら綺麗な「やしょうま」をいただきました

松本の気候風土や名所旧跡を紹介しておいでになりますmt77さんが

「やしょうま」について詳しく資料を集めてblogにしていらっしゃいますので是非ご覧下さい

街を彩るアイスキャンドル

2006-02-05 09:06:20 | 思いつくまま

★諏訪湖の水で作られたアイスキャンドルに点灯された         ★昼間国道に置かれたアイスキャンドル





                    ★蝋燭の灯に色変わりするレインボーツリーが置かれている




諏訪の街づくり団体による諏訪湖の浄化を願った『甦れ諏訪湖ふれアイスin諏訪』が3.4日と行われました

4日は諏訪青年会議所を主体とした

『アイスキャンドル2006・みんなで灯そう故郷に夢と希望の灯りを』が実施されました

容器に諏訪湖の水(氷)を満たし数日間かけて氷らした中にキャンドルを入れて点灯して

街角(国道の両側)に3m置き位に置いてあります

6市町村16会場で約2万個のアイスキャンドルが午後6時を期して点灯されました

ゆらゆらと蝋燭のかすかな灯が国道を幻想的に彩っていました

上諏訪駅横、並木通り公園には調理師会の皆さんの力作が飾られています

夜になると周りの蝋燭に灯りが点されて白鳥が浮かび上がる仕掛けです

立春の諏訪湖

2006-02-04 08:48:06 | 諏訪湖の四季







諏訪は未だ春とは名ばかりですが暦の上では立春です

全面結氷していた湖は半分以上融けていますが

先日の雪の名残が湖に浮かぶ氷の上に見られます

「立春寒波」の影響で時折強い北風にあおられ柳がゆれています

写真に描写できなく残念ですが柳にはこの寒冷な環境中、あきらかに緑が感じられます

なんと小さな芽吹が始まっているのです

雪どけのあとに

2006-02-03 09:07:50 | 季節の花




一昨日の強い雨は夕方から雪に変わりました

朝の気温は低かったのですが太陽が昇ると瞬く間に消えてゆきます

雪解けの空き地でまだ実をつけているほおずきを見かけました

諏訪地方は大雪こそありませんでしたが何度か雪が降りました

幾度か雪をかぶり低温に見舞われながら実をつけたままで過ごしてきたのでしょう









雪が融けたばかりの南天の実に雫が残っていました




マーガレット

2006-02-02 09:30:29 | 季節の花




昨日は急に気温が上がって春めいてきた気分でしたのに夕方から雨が雪に変わって

今朝はちょっと冷え込んでいます

立春前後はこんな気候が続き春に近付いて行きます

花壇で花がまだ育たないこの時期は寄せ植えを楽しむ人が多いのでしょうか

色んな寄せ植えの花材が沢山園芸品店の店頭を飾っています

身近で親しめるキク科のマーガレットは花屋さんは勿論ですが近くの公園やお庭の花壇で

純白な可憐な花を咲かせて誰からも親しまれていますネ

マーガレットの名はギリシャ語の真珠の意味、マルガリーテからきていると聞きました

とても繁殖力が強く放置しておけばどんどん増えていきます

信州にはスキー場で有名な菅平高原があり、6月初旬頃まで滑れますが

雪解けと同時にスキー場のスロープ一面に白いマーガレットの花が咲きます

生態系を脅かすと批判的な声もあるようですが

私的に言わせていただければ清楚なマーガレットの群生は景観としては悪くない印象です

最近菅平に出かけていませんがあのマーガレットのスロープは健在でしょうか?

確かあの時のガイドさんはマーガレットを「フランス菊」と説明されました

キク科は交配種が多く、素人には品種の見極めが難しいですが

清清しい菅平の初夏の空気の中では

「フランス菊」の呼び名が似合って聞こえた事を思い出しました


翁草

2006-02-01 09:47:06 | 季節の花







今日から2月ですね

今朝は雪ではなく静かに雨がふっています

外気は暖かく感じられ一歩ずつ春に近づいている気配です

先日、山野草展で白毛にくるまれたトテモ暖かそうな芽を土から覗かせている翁草を買い求めました

日当たりの良い出窓に置いていましたら花が咲き始めています!

白毛を密生している様子や咲き終わった後の花の様子が老翁の白髪に似ていることから

この花の名が付いていることは直ぐ理解出来ますが

別名を幼児の頭に似ていることから「稚児花」とも呼ぶ地方があると花図鑑に解説されていました

信州では原野にさりげなく咲いている様子をたまたま見かけますが

なんと私の住んでおります場所から程遠くない塩尻市の小学校の花壇で

この翁草を学校のシンボルとして栽培していて

しかも卒業生ひとりひとりに卒業記念として育てた翁草を一鉢ずつプレゼントするそうです

翁草の花の生涯もリアルタイムでサイトで紹介しています

丹精込めた吉田小学校のシンボル翁草の花の一生も是非ご覧下さい