★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

春霞して八ヶ岳

2006-05-02 08:40:23 | 季節の花





昨日は急に気温が上がって八ヶ岳は春霞して高速道路から山の姿は見えませんでしたが

八ヶ岳鉢巻道路に至るズームラインから微かに八ヶ岳を望む事ができました

今八ヶ岳高原はカラマツの芽吹きが始まっています











カラマツの木には可愛い小さな雌雄両方の花が咲いています

下向きに咲いているのが雄花で雌花は似たような花を上向きに咲かせています

私がかろうじて写しました花の写真は未だ開花していないようです

見上げると開花した花が沢山見られるのですが、かなり上の方で私には上手く撮れません

八ヶ岳の向こう側のmoraisanさんがトテモ鮮明にカラマツの花を写しておられますので

是非見せていただいてください

小さな雌花はやがてあの薔薇のような整った松ぼっくりになります

















散策の途中で今年初めてスイカズラの仲間である「鶯カグラ」に出会いました

鶯が鳴く頃、花が開花することから別名を「鶯の木」とも呼ばれています

mt77さんのご指導で判明いたしましたが花や葉・茎全体に細かい腺毛が見られるので

この鶯カグラは「ミヤマ鶯カグラ」である事が判明いたしました

6月になると真っ赤な甘い実をつけ食べられますヨ

蕾のぶら下がっている様子は以前ナイルさんからTBしていただいたフクシアにも似ていますが

ミヤマ鶯カグラはトテモ小さい野の花です






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梨園の花

2006-05-01 07:31:13 | 季節の花








今日から五月ですネ

その昔はメーデーの日、働く人々が集まって労働者の祭典が華々しく行われました

最近は交通規制があってあまりデモ行進など大規模な催は見られなくなりました

この時期、信州は春の花と初夏の花が一時に咲きますので花の取材には困りません

サラダ街道の果樹園には林檎や梨の木がたくさん植えられていて次々開花が始まっています

良く林檎と梨の交配が行われないと不思議に思うほど両者の花の印象が似ています

[梨園で冠を直すべからず]の諺がありますが梨は丁度頭上、手の届く高さに横に枝を張っているので

梨泥棒と間違えられるような紛らわしい仕草はするなと言う教訓です

この諺を知っていれば梨と林檎は木に特徴があるのですぐに区別が出来ます

梨の花は傍に近寄っても香りは殆どしませんが花の咲いている姿は

林檎の花と同じでトテモ楚々として清清しいです







どちらが梨の花か解りますか? 

花の質感は良く似ていますがちょっと表情が違いますね

下が林檎の花です

梨の花はこんなに固まって咲いていますが殆ど撤花しないそうです

受粉した花が段々大きくなって育ちの良い物だけが残って実を大きく育てるそうですヨ

林檎の木先日blogしていますので参考にご覧下さい



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