リューネブルクは岩塩の産地として栄えたハンザ同盟の町で、レンガつくりの整ったきれいな中世の町です。このあたりの小さな町は第2次世界大戦でも戦火を受けていないため中世の家屋そのままです。
キャンプサイトが町外れの遊園地の傍にあり、この週からドイツの有名なオクトーバフェスト(10月祭)が始まりました。
町まで歩いてゆける距離でたいした期待もせずに行ったところ、オクトーバフェストもあってたいそうな人出です。石畳の通りを観光馬車が走り、素晴らしい建物がいたるところにあって、写真を写すには最高です。
写真の立派な建物は町の中心の広場に面する市役所(タウンハウス)です。
写真に見られる魚は町中に飾られていて、一匹も同じものが有りません。観光案内所で聞いたところ、この町出身のアーティストが、彼のプロジェクトとして、町中を美術館とみなして、作品を展示しているのだそうです。魚はこの町の川で取れる小型の鮭だそうです。この魚たちは各店のショーウィンドーにも飾られ、極め付きが屋根の上から魚釣りをする人です。これはドイツ式ユーモアでしょうね。
川渕には昔のクレーンがあり此れがこの町の観光スポッツになっています。
観光案内所でどうして9月から10月祭をするのかと聞いたところ、本当に英語が離せない若者だったのかそれとも、本当にその理由を知らなかったのか、うまくかわされて理由がわかりませんでした。キャンパーに帰って案内書を読んだところ、10月第一月曜日に終わるよう16日遡った日から行われるので会期の大半は9月中だと書かれていました。