Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

イーエスコウ城とオーデンセ デンマーク

2022-07-12 08:11:11 | スカンディナビア キャンプ旅行 2007年

デンマークは二つの島とドイツと陸続きのユトランド半島からなる国で、コペンハーゲンの在るシェラン島とオーデンセの在る小さなフュン島はいずれも橋で結ばれています。

6日も滞在したヒレロズのキャンプサイトの美人のオーナーが、別れを惜しんでくれました。日曜日に長いつり橋を渡ってたどり着いたフュン島で、オーデンセのキャンプサイトに落ち着いたものの、アンデルセン博物館が月曜日は休館と気づいて、直ぐキャンプサイトを後にし、南のイーエスコウ城を見に行くことにしました。

 

イーエスコウ城(Egeskov Slot)は貴族の館で16世紀湖上に、1万本以上の樫の木を組んで土台を作った水上城郭で、中世を代表する城として世界中に知れ渡っているそうです。(城内で聞いたところによれば、北海道にこの城の外側をそっくり真似た建物が造られ、中は水族館になっているとか)

 

過去5世紀の間に城の持ち主は、建設時の貴族とは全く異なる貴族に売られて、変遷しています。城内はコペンハーゲンで見た王家の豪華さはありませんが、過去の持ち主が狩好きだったのを現す狩の間や、簡素な寝室などまあまあでした。

 

でも写真のベッドカバーは、公爵?伯爵?婦人が趣味で造ったものだそうで、中々良く出来ていると感心しました。

この城の敷地は非常に広大で、ここの庭園はルネッサンス、バロック、そして現代の造園技術の粋を集めた逸品といわれているそうです。

 

 

庭園の一部にある納屋風の建物にはクラッシクカーのコレクションや馬車・コーチそして膨大な数のモーターバイクの博物館があります。

 

この城から近い海辺の町ファーボー(Faaborg)は、中世の町をとりまく壁と門があり、こじんまりとしたきれいな町です。街中を走る面白いタクシーを見つけました。

 

彼はこのような切り絵が上手だった。

 

 

火曜日にユトランド半島へ行く前に立ち寄ったオーデンセは、アンデルセンの生誕の地です。アンデルセン博物館は彼の生涯をいろいろなメディアで紹介してあり、貧しい家庭で育ち恋多き独身生活に一生を旅で終わったとのことです。知らなかった童話作家の一生をわずかながらに知って、もう一度アンデルセンの童話を読んでみたいものだと思いました。

 

 

写真はアンデルセンが子供時代に住んでいた町の周辺だそうです。

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フレデリクス城 デンマーク

2022-07-12 07:43:52 | スカンディナビア キャンプ旅行 2007年

ヒレロズ(Hillerod) のキャンプサイトから歩いて20分位に在るフレデリクス城は、北欧で今まで見て廻った宮殿やお城の中では多分最高でしょう。

16世紀の建物ですが、1859年に火災で崩壊したこの城を、カールスベア・ビール会社の社長J・Cヤコブセンが再建援助して、完成後は国立歴史博物館として一般公開しています。(ビールの力は偉大ですねー)

 

お城の近くで民族衣装の小母ちゃんたちに会い、写真を撮らせてと頼むと大喜び、彼女たちの服は日本人の着物と同じで、よそ行きらしく普段に見かけることはありません。この日(日曜日)はこの町のお祭りだったようです。直ぐ鼓笛隊の軽快な音楽が聞こえてきて通り過ぎて行ったのが写真の派手な一団でした。

 

 

何処もかしこも絵になる装飾、素晴らしい内装や絵画、宝物などで、フラッシュ無しなら撮影可、もちろんじゃんじゃん取り捲りました。城内の一角にある豪華な教会に感激したのに、大広間ではもう感激を通り越し、唖然とするばかりでした。

 

このデンマーク王室のプリンセスメアリーは英国王室に嫁いで、エリザベス女王の祖母に当たる。

 

 

城内から見える庭園も素晴らしくて2−3時間かけて庭園を歩き回り、とうとう湖を一回りして帰ってきました。

もしどなたかデンマークへ来られるチャンスがありましたら是非お勧め、万難排してみていただきたいと思います。

 

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