レゴランドにリーベのミニチュアの町並みがあり、説明書にはデンマークで一番古い町と書かれていました。
それでレゴランドからリーベを目指して南下しました。
キャンプサイトはリーベの町から2−3Kmくらい離れた処に有って、周囲は全く平らな牧草地帯です。フィンランドの南から、もう一月以上も見えなくなって、壊れたものと思っていた衛星テレビがここリーベのサイトから見えるようになりました。そしてはじめてみた英語のニュースでパバロッテの死を知り、少なからずショックでした。心がシンとするような寂しさを感じました。
キャンプサイトから歩いてへリーベの町を見物に行きました。八世紀にリーベ河に沿って生まれた町は862年に建てられたリーベ大聖堂を中心に発達したものです。それほど古い歴史を持つ大聖堂ですが、内装のモダンなステンドグラスや祭壇の絵など決して古さを感じさせません。
大聖堂の高い塔の上からはまっ平のリーベの町がぐるっと見渡せます。歩いて2−3時間もすれば町を全部廻れるほどの大きさです。
リーベ美術館は1750年から1940年のデンマークの画家の絵を集め展示していますが、350点にのぼる常設絵画は撮影可で、気に入った多くの絵をカメラに収めました。
私は写真(ヨハネス・ウ”ィルヘルム1902年のFishing Boats in Danger)に見られるような物語のあるような絵が好きです。小さな美術館でデンマーク人のみの絵ながら、何処に出しても見劣りしないような素敵な絵がいっぱいありました。
家に帰る労働者たち。
メルヘンのような絵。有名な画家の絵に似ているが誰か思い出せない。