ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

思い出話

2011-08-31 10:28:46 | Weblog
よく現実的な夢を見るようになりました。

過去のこと、最近のこと、実に様々です。

先日は中学校に入学した日の夢を見ました。
夢で見たのか、ふと思い出したのかも定かではないのですが…(笑)

私が入学したのは平第一中学校。
公立にしては学業、スポーツにとても力を入れて教育する学校でした。

教室に行くと、ハンサムでカッコいい先生が待っていました。

その先生はまず黒板に「石橋渡」と書きました。
へっ、石橋をたたいて渡るってなんだよ~、と声が聞こえてきたように思います。

「これが私の名前です、1年10組を担任することになりました」

クスクス、ザワザワ…

先生の親御さんは慎重な子に育つように名付けたんですかね~。

かくしてこのことわざ先生のクラスの一員となったわけです。

先生は続いて教壇の上に掲げてあった額を指して
「この字が読める人?」と質問されました。

中学になって初めての質問ですから何とか挙手したくても
わからない。
だれも答えられません。

その額には「継続は力なり」と書いてありました。
継という字がわからなかった。
中1なりたてですから。

今は塾や公文に学んでいる子が多いから
バカにされそう。
「中学生にもなってそんな字が読めないの?」

でもreinが育った時代は先取り教育なんてあまりなかったもの。
小学校では習わなかった。

で、その額を1年間意識的にも無意識にも眺めて暮らすことになったわけですね、中1で。

だからでしょうか、飽きっぽかった私が
いま四半世紀も同じことを続けていられるのは。
「力」になっているかどうかはギモンだけど。

石橋先生、どうしていらっしゃるかしら。
よく面倒を見ていただいたのにご無沙汰です。
ご健在であればお会いしてみたいような…。