りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

10歳。

2013-08-05 | Weblog
写真は、息子の勉強机。

2階の西側にある6畳間が息子の部屋なのだが、引っ越してきた頃は、
ワタシの部屋だった。

その頃の息子は、まだ2歳になるかならないかという年齢だった。
当たり前だけど、おむつがやっと取れたばかりの幼児に自分の部屋なんて
必要がなかったので、“息子が小学生になるまで”という期限付きで、ワタシが
自分の部屋として使っていたのだ。

あれから8年。

息子は今年、小学4年生になった。
だから約束どおり、今から3年前に西側の部屋はワタシから息子に
譲渡され・・・・るはずだった。

しかし、勉強机を購入して部屋に置いたものの、小学生になった途端、
完全に独り立ちする子どもがいるわけがなく、宿題をする時以外は
ほとんど部屋を使うことはなかったので、以前と同じようにワタシは
ズルズルとそのまま自分の部屋として使い続け、今では6畳間をキッチリと
半分ずつに分割して、3畳間分だけワタシの部屋として使っている。
まぁ、見方によっては、流行りの“ルームシェアリング”に見えない
こともない(笑)
余談だが、貴方が今お読みになっている今日のこの日記の更新も、
その部屋の“父親スペース”にあるノートPCで行っている。

しかし、これからは分からない。

息子も成長してゆくに連れて、いつか必ず“自我”が目覚める。
そうなれば、自分だけの時間と空間を欲するようになるだろう。

8月5日。
今日、息子が10歳の誕生日を迎えた。

来年あたり、声変わりがはじまるかもしれない。
今はスベスベな足にも、黒くて暑苦しい毛が密集して生えはじめるかもしれない。
いずれにしても、“その時”が、もうすぐ目の前に来ていることは明らかだ。

いつか息子の“その時”が来たならば。

その時には、8年間続けた父親と息子のルームシェアを潔く辞めて、この2階の
西陽が眩しい6畳間を、完全に息子に譲り渡そうと思っている。

誕生日、おめでとう。
そして、今まで大きな病気もケガもせず、健康に育ってくれて、本当にありがとう。

とりあえず、明日からの「尾道100km徒歩の旅」、がんばれよ。

・・・あ、それから、もうひとつ。
徒歩の旅から無事に帰ったら、机の周りを片付けろよ(笑)
コメント
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